山本左近が比例代表で衆議院議員選挙初当選。「新しい挑戦の第一歩が始まります」

2021年11月1日(月)22時33分 AUTOSPORT web

 2006〜2007年にスーパーアグリやスパイカーで、2010年にHRTからF1に参戦した山本左近が、10月31日に投開票が行われた第49回衆議院議員総選挙で比例東海ブロック代表の自由民主党公認候補として初当選を果たした。「皆さまに押し上げていただき、スターティンググリッドにつかせていただきました」と衆議院議員としての意気込みを語っている。


 全日本F3、フォーミュラ・ニッポン、さらにJGTC全日本GT選手権など国内で戦ってきた左近は、2006年にスーパーアグリからF1にデビューした後、2007年にスパイカー、2010年にHRTからF1に参戦。2019年には政治家として参議院議員選挙にも挑戦したが、その際は当選はならなかった。


 他にもテレビ『SUPER GT+』の解説などを務めたほか、フォーミュラE挑戦、さらに2020年にはひさびさにドライバーとしてスーパー耐久や全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権に挑戦していた左近だが、10月31日に投開票が行われた衆議院選では、比例東海ブロック代表の自由民主党公認候補として出馬し、見事当選を果たした。


 当選を果たした左近は、自身のSNS(@SakonYamamoto)で「この度は応援、本当にありがとうございました!! 東海ブロック比例代表の自由民主党公認候補者として第49回衆議院議員総選挙を戦い抜き、皆さまからご支援いただき、当選させていただきました」と感謝を綴った。


「(中略)この選挙戦を通じて改めて自動車に関する税制や、自動車の未来のあり方など、レーシングドライバーとして育ち、F1の世界で日の丸を背負って戦ってきた山本左近だからこそできることがある。そうやって皆さんからご支援いただき、応援いただけましたことが何より、スタートラインに立たせていただいた、これからの挑戦のエネルギーになります!」


 社会保障や人口減少、コロナ禍など左近が取り組みたい項目は多い。「私は未来への希望を持てる社会づくりが、政治家に求められる役割だと考えています。日本を良くしたい。地域を良くしたい。困っている方の役に立ちたい」と左近は綴る。


「今回は支援者の皆さまに最後尾のスターティンググリッドに押し上げて、並ばさせていただきました。新しい挑戦の第一歩が始まります。焦らず、でも確実に、皆さんとともに新しい時代を作っていくために挑戦して参ります!」


 今回の第49回衆議院議員総選挙では、2001年にJGTCやフォーミュラ・ニッポン、スーパー耐久でレースクイーンを務めた森下千里候補も自由民主党公認で宮城5区から出馬していたが、健闘するも当選はならなかった。

REBELLION 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 第15戦・第16戦・第17戦にスポット参戦した山本左近(REBELLION Buzz 320)
REBELLION 全日本スーパーフォーミュラ・ライツ選手権 第15戦・第16戦・第17戦にスポット参戦している山本左近と本山哲
山本左近(HRT)

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