バルサが将来的にアルテタ監督を招へい? カンテラ出身、ペップの弟子

2022年11月2日(水)14時53分 サッカーキング

アーセナルを率いるアルテタ監督 [写真]=Getty Images

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 バルセロナは将来的に、現在アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督を招へいする可能性があるようだ。1日、スペイン紙『スポルト』が報じた。

 バルセロナでは2021年11月から、クラブのレジェンドであるシャビ監督が指揮をとっている。今夏には資産を切り売りして大型補強を敢行したが、チャンピオンズリーグ(CL)では2シーズン連続となるグループステージ敗退を喫し、またしてもヨーロッパリーグで戦うことになってしまった。

 それでも、クラブ上層部のシャビ監督に対する信頼は揺らいでいない模様。2024年6月30日まで契約を残す同監督は、続投が既定路線だと見られている。

 一方でバルセロナは、さらにその先を見据え、アルテタ監督に視線を向けているようだ。アーセナルで手腕を発揮していることに加え、バルサイズムを継承し、強化担当のマテウ・アレマニ氏やジョルディ・クライフ氏とも近い関係にあることを高く評価しているという。

 現在40歳のアルテタ監督は、バルセロナのカンテラ(下部組織)出身。しかし、同クラブのトップチームでは出場機会を得られず、パリ・サンジェルマンへの期限付き移籍を経て、2002年夏にレンジャーズへと完全移籍した。その後はエヴァートンやアーセナルなどで活躍した。

 2016年夏の現役引退後、マンチェスター・Cのアシスタントコーチに就任。バルセロナの黄金期を築いたジョゼップ・グアルディオラ監督の下で研鑽を積み、2019年12月からアーセナルを率いている。最初の3シーズンはCL出場権獲得を逃したが、その間に作り上げてきたチームが今季になって開花。プレミアリーグでは12試合を消化した時点で10勝1分1敗の首位に立っている。

 アルテタ監督はアーセナルとの契約を2025年夏まで残している。今のところ同クラブを離れるつもりはないようだが、数年後には『カンプ・ノウ』のピッチサイドで指揮をとる姿が見られるかもしれない。

サッカーキング

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