ライプツィヒが決勝T進出! 4ゴールでシャフタール撃破、開幕戦のリベンジ達成

2022年11月3日(木)4時40分 サッカーキング

ライプツィヒが決勝Tに駒を進めた [写真]=Getty Images

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 チャンピオンズリーグ(CL)・グループF第6節が2日に行われ、シャフタール(ウクライナ)とライプツィヒ(ドイツ)が対戦した。

 グループFでは既にレアル・マドリード(スペイン)が決勝トーナメント行きの切符を掴み、セルティック(スコットランド)が最下位で大会を去ることが決まっている。残る1枠を現在2位のライプツィヒ、3位のシャフタールが争う構図だ。両者の勝ち点差は「3」。第1節ではシャフタールが4−1でライプツィヒを下していることから、この試合で勝利した方が決勝トーナメント進出だ。引き分けで終わった場合はライプツィヒがラウンド16に駒を進める。

 グループステージ突破のかかる“大一番”に向けて、ライプツィヒはドミニク・ソボスライ、クリストファー・エンクンク、ティモ・ヴェルナーらが先発に名を連ねた。一方、シャフタールのスターティングメンバーにはミハイロ・ムドリクやラシナ・トラオレらが並んだ。

 試合の均衡は10分に破れる。敵陣でボールを奪ったライプツィヒは、ペナルティエリア手前でDFを引きつけたエンクンクが左へパス。ボールを受けたヴェルナーの左足シュートはGKに弾かれたものの、こぼれ球をエンクンクが押し込み、ライプツィヒが先手を取った。しかし、その後ライプツィヒにアクシデント発生。前線で脅威となっていたヴェルナーが負傷し、エミル・フォルスベリとの交代を強いられた。その後スコアは動かず、前半はこのままライプツィヒの1点リードで終了している。

 後半に入るとライプツィヒが試合を決めにかかる。50分、左サイド高い位置でボールを持ったダヴィド・ラウムがクロス送ると、ファーサイドから駆け上がってきたモハメド・シマカンが頭で折り返す。最後はアンドレ・シルヴァがフリーで押し込み、追加点を挙げた。62分にはケヴィン・カンプルが自陣でボールを奪い、縦パスでスイッチを入れる。エンクンクがダイレクトで流すと、走り込んできたソボスライがGKをかわして無人のゴールに流し込んだ。

 68分には直前に投入されたばかりのダニ・オルモが大仕事。セットプレーのリスタートをボックス左で受けると、相手DFをかわして右足シュート。相手DFにわずかに当たったボールがゴールネットを揺らし、ダメ押し弾を記録している。

 試合はこのままタイムアップ。ライプツィヒが直接対決を制し、決勝トーナメント進出を決めた。裏の対戦カードでレアル・マドリードがセルティックに勝利したため、2位での通過となっている。一方、敗れたシャフタールは3位でヨーロッパリーグ(EL)に回ることとなった。

 今後のCLでは、11月7日の12:00(日本時間20:00)に決勝トーナメント・ラウンド16の組み合わせ抽選会が行われる。なお、ラウンド16・ファーストレグは2023年の2月14日、15日、21日、22日に開催される予定だ。

【スコア】
シャフタール 0−4 ライプツィヒ

【得点者】
0−1 10分 クリストファー・エンクンク(ライプツィヒ)
0−2 50分 アンドレ・シルヴァ(ライプツィヒ)
0−3 62分 ドミニク・ソボスライ(ライプツィヒ)
0−4 68分 ダニ・オルモ(ライプツィヒ)

サッカーキング

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