J2降格の磐田、渋谷洋樹監督の契約満了を発表「一戦一戦全力で戦って参りましたが…」

2022年11月6日(日)17時15分 サッカーキング

渋谷洋樹監督が退任 [写真]=兼子愼一郎

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 ジュビロ磐田は6日、渋谷洋樹監督が契約満了に伴い、2022シーズン限りで退任することを発表した。

 また、GKコーチの山岸範之氏、フィジカルコーチのフアン・ヌニェス氏、通訳兼フィジカルコーチの濱邉健太氏についても、契約満了による退任が決定した。

 現在55歳の渋谷監督は、大宮アルディージャやヴァンフォーレ甲府、ロアッソ熊本で監督、コーチを歴任。2022シーズンに磐田のヘッドコーチに就任した。今年8月、伊藤彰前監督の後任としてトップチームの監督に昇格。しかし、最下位に沈んでいたチームを立て直すことはできず、磐田は1年でのJ2リーグ降格が決まった。

 渋谷監督は退任に際し、磐田のクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。

「まず初めに、2022年のジュビロ磐田に関わるスポンサー、パートナーの皆様方、クラブスタッフ、育成、普及スタッフの皆様を含め、クラブに関わる全ての方々に支えていただいたことを大変感謝しております」

「昨年、J2優勝、J1に昇格し、今シーズンはJ1でたくさんの勝利をし、上位で戦い続けるというチームの目標を掲げてきました。しかし結果が伴わず、監督交代となってからもJ1残留を目指して一戦一戦全力で戦って参りましたが、降格という厳しい結果となり責任を感じています。皆様の期待に応えられず大変申し訳ない気持ちでいっぱいです。その苦しい厳しい状況下でも選手、スタッフが一丸となって日々練習に励み、準備を怠らず戦ってくれたことに感謝します」

「また、シーズンを通してなかなか勝利を届けることができない中でも、たくさんの応援をいただき選手の背中を押してもらい、最後まで共に戦い抜いてくれたファン、サポーターの皆様には本当に感謝しかありません。これからも引き続きたくさんのご声援の程宜しくお願いいたします」

「伝統、歴史あるジュビロ磐田で監督をし、素晴らしい選手、最高のスタッフと仕事ができたことは私の財産です。ありがとうございました。最後にこれからのジュビロ磐田の発展と躍進を祈っております」

サッカーキング

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