ヤマハ、YZF-R1の20周年記念限定モデル『YZF-R1 GYTR』をミラノショーで公開

2018年11月7日(水)0時47分 AUTOSPORT web

 ヤマハヨーロッパは11月6日、イタリア・ミラノで開催されるEICMA(ミラノショー)で、ヤマハYZF-R1の20周年を記念したサーキット専用モデル『YZF-R1 GYTR』を公開。その他、新型リーニング・マルチ・ホイール(LMW)のプロトモデル『3CT』などを出展すると発表した。


 1998年に初代モデルが登場してから2018年で20周年を迎えたヤマハのスーパースポーツフラッグシップモデル、YZF-R1。鈴鹿8時間耐久ロードレースや全日本ロードレース選手権JSB1000の最終戦では、20周年を記念した白・赤の特別カラーをまとったYZF-R1で出場。鈴鹿8耐では4連覇を果たす活躍を見せた。

ヤマハYZF-R1 GYTR
ヤマハYZF-R1 GYTR
ヤマハYZF-R1 GYTR(フロント)
ヤマハYZF-R1 GYTR(リヤ)


 そんなYZF-R1の20周年を記念した限定モデル『YZF-R1 GYTR』がミラノショーに登場。『YZF-R1 GYTR』は、海外でヤマハのアフターパーツを扱うGYTR(ジェニュイン・ヤマハ・ヤマハ・テクノロジー・レーシング)のECUやクイックスロットルなどを標準装備するサーキット専用モデルとなっている。


 フロント、リヤにはオーリンズ製サスペンションを装備。エキゾーストはフルチタンのアクラポビッチ製となっている。その他、クランクケース用のプロテクターも標準で備わっている。

ヤマハYZF-R1 GYTRのフロント回り
ヤマハYZF-R1 GYTRのリヤに装備されたオーリンズ製サスペンション
ヤマハYZF-R1 GYTRに装備されるフルチタンのアクラポビッチ製エキゾースト
ヤマハYZF-R1 GYTRのハンドル回り


 ヤマハヨーロッパは『YZF-R1 GYTR』を20台限定で発売予定。12月中旬から欧州で予約を開始する。なおミラノショーで展示される『YZF-R1 GYTR』はプロトタイプとのことで最終仕様は後日公開されるとのことだ。

新型LMWの3CT


『YZF-R1 GYTR』に加え、フロント2輪が特徴のLMW機構を搭載したスポーツコミューターのプロトモデル『3CT』をミラノショーに出展。『3CT』は旋回時の優れた安定感をはじめとするLMWの特長と、300ccエンジンの組み合わせで、スポーティかつ快適な平日のコミューティング、週末のファンライディングを提案するとしている。


 その他、689cc並列2気筒エンジンを搭載するアドベンチャーモデル『テネレ700』やサイドケースやヒートグリップなどの各種装備を搭載し、長距離走行の快適性をより高めた『NIKEN GT(ナイケンGT)』などもミラノショーで出展している。

ヤマハテネレ700
ヤマハNIKEN GT


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