MotoGP:ペトロナス・ヤマハSRTのYZR-M1が2020年から2台ともAスペックに

2019年11月8日(金)23時20分 AUTOSPORT web

 ペトロナス・ヤマハSRTは、11月1日から開催されたMotoGP第18戦マレーシアGPでヤマハと新たな契約を交わしたことを発表。内容は、2020年シーズンにヤマハYZR-M1のAスペックを2台供給するというものだった。


 2019年に誕生したヤマハのサテライトチーム、ペトロナス・ヤマハSRT。タイトルスポンサーはマレーシアの国営石油会社、ペトロナスが務め、ライダーはイタリア人ライダーのフランコ・モルビデリとフランス人ライダーのファビオ・クラルタラロを起用。ホームのマレーシアGPでは最終戦を待たずにインディペンデント部門のチームタイトルを決めた。

ペトロナス・ヤマハSRTのクアルタラロ(左)とモルビデリ(右)


 デビューイヤーでペトロナス・ヤマハSRTに供給されたYZR-M1は、AスペックとBスペックの2台で、GPOne.comなどの海外メディアによればモルビデリ車がAスペック、クアルタラロ車がBスペックを走らせているという。


 マレーシアGPの初日、ペトロナス・ヤマハSRTはヤマハと新たな契約を交わし、2020年シーズンに2台のAスペックマシンを供給することに合意したと発表。これにより、2020年はモルビデリとクアルタラロの両方がAスペックのYZR-M1で戦うことになった。


 なお、スペックの違いについてヤマハに問い合わせたところ、「AスペックのマシンはBスペックのマシンよりもパフォーマンスが高いマシン」とのことだった。

MotoGP第18戦マレーシアGP前に行われた会見の様子


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