公式戦3連勝! ACL参戦が甲府にもたらす“好循環”…篠田監督「選手たちのモチベーションは非常に高い」

2023年11月8日(水)23時9分 サッカーキング

[写真]=2023 Asian Football Confederation (AFC)

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 クラブ史上初めてAFCチャンピオンズリーグに臨むヴァンフォーレ甲府が、第4節を終えて首位に立った。

 第3節を終えた時点で、1勝1分け1敗の勝ち点4。第3節で初黒星を喫した浙江FCをホーム国立競技場に迎えた一戦は、大量4得点で見事“リベンジ”を果たした。会場には第2節・ブリーラム戦の11,802人を超える12,256人が集結し、甲府の選手たちを声で後押しした。

 甲府を率いる篠田善之監督は「たくさんのサポーターに来ていただき、ヴァンフォーレではないユニフォームも見えました。選手たちはその声援を力にして戦うことができたと思います」とコメント。先制点を決め、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選出されたピーター・ウタカは「J2に誇りを持っていい試合だったと思います。現在首位ということで驚く人も多いと思いますが、私たちはハードワークを続けて、自信を持って臨んできた結果、今ここにいると思います」と話した。

 甲府はこれで公式戦3連勝。9月以降の公式戦では6勝6分1敗と昇り調子だ。海外への移動を含めタフな日程が続く中、結果が伴っている理由について、篠田監督は「選手たちのモチベーションの高さ」を挙げた。

「リーグ戦と並行してACLに参加していますが、選手たちのモチベーションは非常に高い。日頃のトレーニングから『自分がメンバーに入りたい。試合に出たい』という強い気持ちを感じます。リーグ戦に出ていない選手たちがACLに出て、またリーグ戦メインの選手たちがさらにモチベーション高く臨むという、良い形で毎試合迎えられていると思います。もちろん目の前の試合に全てを出すということは常に言っていることですが、ACLは特別な大会です。選手たちは『チャレンジしたい。勝ちたい。チームのために走りたい』という気持ちが両方に出ていて、すごく良い流れになっていると思います」

 今週末はJ1昇格プレーオフ進出をかけ、モンテディオ山形とのJ2最終節に臨む。甲府は勝ち点64で現在6位。勝ち点で並ぶ7位山形との直接対決で勝利すれば、J1昇格プレーオフ進出が決定する。また引き分けた場合はジェフユナイテッド千葉対V・ファーレン長崎の一戦で、長崎が引き分け以下の場合でも6位以内が確定する。篠田監督は「今日も素晴らしい声援を受けて、選手たちは走りました。アウェイの山形戦も同じように声援に応えないといけないですし、選手たちには自信と責任を持ってピッチに立ってほしい。これまでと変わらずに山形戦も全員の力で90分間走り抜けたらと思います」と意気込んだ。

サッカーキング

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