F1金曜プラクティス廃止案にチームから反対の声

2017年11月9日(木)17時54分 AUTOSPORT web

 レッドブル・レーシングのチーム代表クリスチャン・ホーナーは、金曜フリープラクティスの廃止は、F1全体にとってプラスにはならないとの考えを示した。


 F1の商業面とスポーツ面の両方において、変革に向けた準備が進められるなか、2018年暫定カレンダーには21戦が組み込まれるなど、今後はグランプリ回数の増加が見込まれる。そのため、F1上層部は現在3日間で行われているグランプリを2日に縮小することを検討している。


 そのアイデアはまだ検討の初期段階にあり、全員が同意しているわけではない。


「明らかに彼らはより多くのレースを開催するために日程を空けようとしている」とホーナーは語った。


 しかしながらホーナーは、F1カレンダーはすでに現行のレース数で飽和状態に近いと考えている。


「良い本も章が多すぎると話の流れを見失うものだ」とホーナー。
 
「2日間だけのためにメキシコに来るのは長い道のりになるのではとも思う。オーストラリアもそうだ。それに金曜日はプロモーターがより多くのファンをスポーツに呼び込む機会になっていると私は考える」と彼は付け加えた。


 さらに、現在のF1ではコース上でのテストの機会が非常に限られているため、2日間のフォーマットにすればチームは打撃を被るだろうとホーマーは考えている。 


「すぐさま走行を始められるようにするため、おのずとシミュレーションへのプレッシャーが高まることになるだろう。それにそれがチーム間のバランスをうまく取ることになるかどうかも分からない」と彼は語った。


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