WTCC:ホンダのティアゴ・モンテイロ、医師の許可出ずマカオ戦欠場。グエリエリが代役継続

2017年11月9日(木)12時12分 AUTOSPORT web

 WTCC世界ツーリングカー選手権に参戦しているティアゴ・モンテイロ(ホンダ・シビックWTCC)が、11月18〜19日開催のJVCケンウッド・レース・オブ・マカオも欠場することになった。


 カストロール・ホンダWTCCチームに所属するモンテイロは、7月の段階でランキング首位につけていたものの、9月に行われたバルセロナテストでハイスピードクラッシュし病院へ搬送。


 現在は退院しているものの医師からの指示で療養を続けており、中国ラウンド、日本ラウンドを欠場している。


 来週末に迫ったマカオラウンドに向けて、チームは11月8日に声明を発表。医師の診断の結果、モンテイロが完全に回復するにはまだ時間が必要と判断されたため、3戦連続の欠場を余儀なくされたという。


 同日、モンテイロも自身のFacebookを更新。「残念ながら、マカオでレースを戦うことができなくなった」と記している。


「これが正しい判断だとはわかっているけど、受け入れるのは難しい。日々、調子は良くなっているが、身体が完全に回復するまでには時間が必要で、このタイミングでクラッシュなどがあればすべてが水の泡になるだけでなく、私自身の今後に悪影響を及ぼす可能性もある」


「私を支えたり、メッセージをくれるすべての人に感謝したい。今の目標は(最終戦)カタールまでに準備を整え、チームメイトやホンダがシリーズタイトルを獲得する手助けをすることだ」

ツインリンクもてぎで行われたWTCCもてぎでモンテイロの代役を務めたエステバン・グエリエリ


 なお、チームはマカオラウンドでモンテイロの代役にエステバン・グエリエリを起用。グエリエリは日本ラウンドに続いて、2戦連続での代役参戦となる。


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