ウォルフ「タイトルは獲得したが気を緩めるつもりはない」:メルセデスF1ブラジルGPプレビュー

2017年11月10日(金)7時5分 AUTOSPORT web

 F1ブラジルGPを前に、メルセデスF1チームのトト・ウォルフが週末のレースに向けた抱負を語った。 


「コンストラクターズとドライバーズの両選手権を手にした今、2017年の残り2戦ではプレッシャーから開放されたと考えることができれば、気分が良いかもしれない。けれどもそれは、真実からは程遠い考えだ」


「チームはこの2戦を、2018年シーズン最初の2戦と見なしている。前向きな勢いを保ったままオフシーズンに突入するために、この2戦で勝とうと決意しているのだ。タイトル争いが終わったからといって、気を緩めるつもりはない」


「実際、この2戦は我々の信念のすべてを証明するものになる。冬季にシルバーストンで行われるシェイクダウンの1周目から、アブダビでのシーズン後テストの最後の1周まで、我々の仕事のすべてが卓越したものであるように追求していく。そしてレースを走るときには、必ず勝利を追い求める。そういった信念を持ってサンパウロに向かう」


「今のルイスは絶好調で、昨年に引き続き勝利を得ると心に決めている。バルテリはメキシコで確かな前進を遂げており、さらなる力を築き上げていくだろう」
 
「最近の数レースで見てきたように、グランプリで勝つことが簡単だった試しなどない。我々も2勝しているとはいえ、レッドブルもこの4戦で2勝をあげた。フェラーリは今も、我々にとっての圧倒的なライバルだ。タイトル争いは終了したが、2018年の戦いはすでに始まっているのだ」


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