クロアチア、W杯出場に大きく前進! PO初戦、4発でギリシャ撃破

2017年11月10日(金)9時12分 サッカーキング

ホームでのファーストレグを制したクロアチア、モドリッチ(右)らが声援に応える [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

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 2018 FIFAワールドカップ ロシア 欧州予選プレーオフのファーストレグが9日に行われ、クロアチア代表とギリシャ代表が対戦した。

 アイスランド代表らと同居したグループIで6勝2分け2敗、2位通過でプレーオフに進出したクロアチア。 10月8日にアンテ・チャチッチ前監督を電撃解任し、ズラトコ・ダリッチ新監督の就任が決まった。2日後の予選最終節でウクライナ代表を破り、2位を死守してプレーオフへ。ホームでのファーストレグでは、デヤン・ロヴレンやイヴァン・ラキティッチ、ルカ・モドリッチ、イヴァン・ペリシッチ、ニコラ・カリニッチといった面々が先発メンバーに名を連ねた。

 対するギリシャはグループHでベルギー代表の独走を許したものの、5勝4分け1敗と粘り強い戦いで2位を確保。プレーオフ進出を決めた。敵地でのファーストレグでは、キリアコス・パパドプーロスやコンスタンティノス・ミトログルらが先発出場している。

 均衡を破ったのはホームのクロアチアだった。11分、相手GKへのバックパスにプレスをかけたカリニッチが先にボールに触れ、直後に倒されてPKを獲得。モドリッチが冷静に決めて先制に成功した。

 クロアチアは6分後、イヴァン・ストリニッチが左サイド深くでボールを持ち、縦へ突破してからグラウンダーのクロス。ゴール前に走り込んでいたカリニッチがワンタッチで合わせ、追加点を挙げた。

 敵地で2点ビハインドを負ったギリシャは30分に反撃。左CKからファーサイドのパパドプーロスが打点の高いヘディングシュートを決め、1点差に迫った。しかしクロアチアは33分、右サイドからのクロスに飛び込んだイヴァン・ペリシッチがヘディングで押し込み、再び2点差に。3−1とリードして前半を終えた。

 後半開始早々、クロアチアは左サイドからのアーリークロスに対し、ペナルティーエリア内で相手DFが処理を誤ったところを見逃さなかった。プレスをかけ、最後はアンドレイ・クラマリッチが押し込んで4点目を記録。3点差をつけ、試合を優位に進めた。

 試合は4−1で終了。クロアチアがホームでゴールラッシュを見せ、2大会連続5回目の本大会出場へ大きく前進した。敵地でのセカンドレグは12日に行われる。

【スコア】
クロアチア代表 4−1 ギリシャ代表

【得点者】
1−0 13分 ルカ・モドリッチ(PK)(クロアチア代表)
2−0 19分 ニコラ・カリニッチ(クロアチア代表)
2−1 30分 キリアコス・パパドプーロス(ギリシャ代表)
3−1 33分 イヴァン・ペリシッチ(クロアチア代表)
4−1 49分 アンドレイ・クラマリッチ(クロアチア代表)

サッカーキング

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