正念場のイタリア代表がメンバー発表…ジョルジーニョやカラブリアが新体制で初招集

　イタリアサッカー連盟（FIGC）は10日、11月のEURO2024予選に臨むイタリア代表のメンバーを発表した。

　グループCのイタリア代表は、6試合を消化して勝ち点「10」の3位。6試合消化で勝ち点「7」の4位北マケドニア代表と16日に対戦し、7試合消化で勝ち点「13」の2位ウクライナ代表と20日に対戦する。2試合で勝ち点「4」以上を獲得すれば、当該チーム同士の対戦成績でウクライナ代表を上回るため、EURO本戦出場圏の2位以上で予選を終えることができる。

　3位で予選を終えた場合、UEFAネーションズリーグでの成績によりプレーオフに出場はできるものの、プレーオフは12チームが3枠を争う狭き門。ワールドカップ予選敗退の悲劇を繰り返さないためにも、因縁の北マケドニア代表戦、ウクライナ代表との直接対決は勝利が義務付けられる。

　9月から“アッズーリ”を率いるルチアーノ・スパレッティ監督は、MFニコロ・バレッラやFWフェデリコ・キエーザら主力を順当に招集。また、DFアンドレア・カンビアーゾとMFアンドレア・コルパーニはA代表初招集となる。

　DFダヴィデ・カラブリアは2022年6月以来の代表復帰。DFアレッサンドロ・ボンジョルノ、DFラファエウ・トロイ、MFジョルジーニョは、スパレッティ体制で初招集となった。

　イタリア代表のメンバーは以下の通り。

▼GK
ジャンルイジ・ドンナルンマ（パリ・サンジェルマン／フランス）
アレックス・メレト（ナポリ）
イヴァン・プロヴェデル（ラツィオ）
グリエルモ・ヴィカーリオ（トッテナム／イングランド）

▼DF
フランチェスコ・アチェルビ（インテル）
アレッサンドロ・バストーニ（インテル）
アレッサンドロ・ボンジョルノ（トリノ）
ダヴィデ・カラブリア（ミラン）
アンドレア・カンビアーゾ（ユヴェントス）
マッテオ・ダルミアン（インテル）
ジョヴァンニ・ディ・ロレンツォ（ナポリ）
フェデリコ・ディマルコ（インテル）
フェデリコ・ガッティ（ユヴェントス）
ラファエウ・トロイ（アタランタ

▼MF
ニコロ・バレッラ（インテル）
ジャコモ・ボナヴェントゥーラ（フィオレンティーナ）
アンドレア・コルパーニ（モンツァ）
ブライアン・クリスタンテ（ローマ）
ダヴィデ・フラッテージ（インテル）
ジョルジーニョ（アーセナル／イングランド）
マヌエル・ロカテッリ（ユヴェントス）

▼FW
ドメニコ・ベラルディ（サッスオーロ）
フェデリコ・キエーザ（ユヴェントス）
ステファン・エル・シャーラウィ（ローマ）
モイーズ・キーン（ユヴェントス）
マッテオ・ポリターノ（ナポリ）
ジャコモ・ラスパドーリ（ナポリ）
ジャンルカ・スカマッカ（アタランタ）
ニコロ・ザニオーロ（アストン・ヴィラ／イングランド）