アルナウトヴィッチがネヴィル氏の批判に反論「彼はバレンシアで何をした?」
2017年11月13日(月)8時2分 サッカーキング
アルナウトヴィッチは5年契約で移籍金は2000万ポンド(約29億円)という条件で、今夏からウェストハムの一員となった。だが、開幕2戦目のサウサンプトン戦で相手選手に肘打ちを見舞ったとして一発退場になり、スラヴェン・ビリッチ前監督から怒りの言葉を浴びてしまう。プレー内容自体も今一つで、今シーズンのリーグ戦ではゴールもアシストも記録できていない。加入時の高い期待に応えられているとは言い難い状態だ。
そんなアルナウトヴィッチにはネヴィル氏も厳しい目を向けているようで、ウェストハムが0−3で完敗を喫したブライトン戦での同選手のプレーを酷評。「身の程を知らない男だ」と語り、その能力に疑念を呈していた。
この批評に対して、アルナウトヴィッチはネヴィル氏の過去の“失敗”を引き合いに出して反論。同氏が築き上げてきた選手としての輝かしい功績に対して敬意を払いながらも、成績不振によりわずか4カ月で契約解除となった監督時代の経歴について指摘している。
「僕はガリー・ネヴィルが選手として成し遂げたことは尊重する。マンチェスター・Uで素晴らしい実績を残しているし、彼には脱帽するよ。だが、バレンシアの監督として彼は何をしたんだい?彼が解説者として監督時代の自分を見たら、その仕事の90パーセントを批判しなければならないだろう」
「僕はガリー・ネヴィルが取るに足りない人間だと言っているわけではない。彼はその人生において多くのことを成し遂げた、レジェンドだ。でも、監督としてはどうだった?彼はもう、テレビに留まっていたほうがいいんじゃないかな」
高額な移籍金を支払って獲得したものの、なかなか調子が上がってこないアルナウトヴィッチに対しては、ネヴィル氏のみならず、一部のファンからも厳しい声が上がっているようだ。はたして同選手は自らのプレーによって、批判の声を称賛に変えることができるだろうか。