汎用性の高さはチーム屈指! トロサールが自身のプレースタイルに言及「常にボックス内で…」

2023年11月16日(木)22時14分 サッカーキング

昨季途中からアーセナルで活躍しているトロサール [写真]=Getty Images

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 アーセナルに所属するベルギー代表FWレアンドロ・トロサールが、自身のプレースタイルやイングランド代表FWブカヨ・サカとの関係性について言及した。15日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。

 現在28歳のトロサールは今年1月にブライトンからアーセナルへ完全移籍で加入した。すぐさまミケル・アルテタ監督率いるチームに適応すると、昨シーズンは後半戦のみの在籍ながら公式戦通算2ゴール10アシストを記録。2年目の今シーズンはスタメン起用の機会こそ限られているものの、ここまで14試合の出場で6ゴール2アシストをマークするなど存在感を放っている。

 そんなトロサールの武器は、前線の複数ポジションを卒なくこなすユーティリティー性。アーセナルでは左右のウイング(WG)に加えセンターフォワード(CF)やインサイドハーフ(IH)でもプレーしており、全てのポジションで好パフォーマンスを披露している。どのポジションが最も快適か問われたトロサールは「難しい質問だね。公平を期すために言うと、どこでプレーするかはあまり気にしていないんだ」と前置きしつつ、自身のプレースタイルについて次のように語っている。

「左WG、“偽9番”、そして攻撃的MF。すべてのポジションにおいてそれに対する明確な答えは存在しないんだ。僕は常にボックス内にいて、ゴールを奪うための良いポジションにいるよう心がけているし、僕たちのクオリティーを考えれば、そこにいなければならないことも理解している。例えば、左WGでプレーしている時には、右サイドのサカがボールを持った時にそこへ入らなければならない。正直に言えば、ゴールを奪うための適切な位置取りをしようという本能に従っているんだ」

 その言葉通り、トロサールは出場した試合において得点に絡むプレーを多く見せている。なかでも右WGの主力を務めるサカとの相性が良く、トロサールがアーセナル加入後の公式戦で挙げた7ゴールはすべて22歳のイングランド代表アタッカーのアシストによるものだ。トロサールはサカとの関係性について次のように明かしている。

「これは僕自身もよく耳にすることだ。理由はよく分からないけれど、明らかにブカヨは他の選手を見つけ出すだけのクオリティーを持っているよ。そして、彼がボールを持った時に何かが起こる可能性があるということは僕も理解している」

 今シーズンは久々のチャンピオンズリーグ(CL)を戦っているアーセナル。トロサールにとっても欧州最高峰の舞台での戦いは28歳にして自身初となる。今後も数多くのビッグマッチを戦うこととなる同選手は「幸い僕はリラックスした人間だ。僕にとっては簡単なことで、サッカーに集中して試合を楽しむだけなんだよ。僕が気にしていることはそれが全てだ。ピッチに立ち、サポーターに何かお返しができれば、それが最も美しい瞬間だ」と語った。

サッカーキング

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