ポルトガル代表、約8カ月ぶり招集のマテウス・ヌネスが負傷離脱…既にEURO本大会出場は決定

　ポルトガルサッカー連盟（FPF）は15日、ポルトガル代表からMFマテウス・ヌネス（マンチェスター・シティ／イングランド）が離脱することを発表した。

　11月のインターナショナルマッチウィークに臨むポルトガル代表に招集されていたヌネスは、既にチームに合流していたものの、FPFの発表によると負傷が確認されたという。検査の結果、公式戦のピッチに立つことは難しいと判断され、ここでチームを離脱することとなった。

　ポルトガル代表を率いるロベルト・マルティネス監督は、10日に11月のインターナショナルマッチウィークを戦う26名の選手を発表していた。その後、DFネルソン・セメド（ウルヴァーハンプトン／イングランド）、DFペペ（ポルト）、FWラファエル・レオン（ミラン／イタリア）、DFディオゴ・ダロト（マンチェスター・ユナイテッド／イングランド）の離脱が決定。DFラファエル・ゲレイロ（バイエルン）とDFジョアン・マリオ（ポルト）を追加招集していた。23歳のJ・マリオはこれが嬉しいA代表初選出となっている。ヌネスはペペやR・レオンらに続く5人目の離脱者となったが、ヌネスの離脱に伴う追加招集はないことも伝えられた。

　現在25歳のヌネスは今夏の移籍市場でウルヴァーハンプトンからマンチェスター・シティに完全移籍加入。今季ここまでマンチェスター・シティではプレミアリーグ5試合、チャンピオンズリーグ4試合、カラバオ・カップ1試合の公式戦通算10試合に出場している。ポルトガル代表では2021年10月にデビューを飾り、これまで11試合に出場。FIFAワールドカップカタール2022にも出場した。R・マルティネス体制となってからは今年3月に招集を受けたが、以降は代表チームから遠ざかっており、今回が約8カ月ぶりの選出となっていた。

　EURO2024予選でグループJに入ったポルトガル代表は、ここまで8戦全勝を記録し、既に本大会出場を決めている。11月のインターナショナルマッチウィークでは2試合を消化予定。16日に敵地でリヒテンシュタイン代表と、19日にホームでアイスランド代表と対戦する。