マカオF3ワールドカップ:FP2はエリクソンが首位。日本勢は関口の8番手が最上位

2017年11月17日(金)14時50分 AUTOSPORT web

 第64回マカオグランプリは11月17日、ギア・サーキットでFIA F3ワールドカップのフリープラクティス2が行われ、ジョエル・エリクソン(モトパーク)が2分12秒032でトップタイムをマーク。ダニエル・ティクトゥム(モトパーク)が続いた。日本勢では関口雄飛(B-MAX Racing Team)が8番手につけた。


 FIA F3ワールドカップは走行2日目となったが、この日もマカオは晴天。前日の予選1回目でクラッシュしたセルジオ・セッテ・カマラ(モトパーク)のマシンはこの走行までに修復され、午前11時50分からのフリープラクティス2にも、やや遅れてコースインした。


 序盤、積極的にタイムを縮めたのは、F3でマカオ初挑戦となるミック・シューマッハー(SJMセオドール・レーシング・バイ・プレマ)。さらにティクトム、予選1回目首位のランド・ノリス(カーリン)らがタイムを縮めていく。


 そんななか、同様にタイムを削っていたペドロ・ピケ(ファン・アメルスフールト)がクラッシュしたため赤旗に。左フロントのアームが折れてしまっていたが、自走でピットへ戻った。さらに、12時19分には、ポリスでミック・シューマッハーがクラッシュ。こちらも赤旗となった。


 再開後、ノリス、そしてティクトゥムが積極的にアタックを展開し、上位は2分12秒台に突入。しかし12時36分には、ラルフ・アーロン(ファン・アメルスフールト)がモーリッシュヒル・ベンドでクラッシュし、再度赤旗に。走行はそのまま終了となった。


 最終的にこのフリープラクティス2では、終盤タイムを上げたジョエル・エリクソンがトップ。ティクトゥム、フェルディナンド・ハプスブルク(カーリン)というトップ3となった。上位陣にはヨーロピアンF3の上位勢が食い込んでおり、タイム差も非常に接近している。


 一方、日本勢も関口雄飛(B-MAX Racing Team)が8番手に。山下健太(B-MAX Racing Team)が12番手、牧野任祐(モトパーク)が13番手と、上位をうかがう位置につけた。一方、佐藤万璃音(モトパーク)、アレックス・パロウ(ThreeBond Racing with Drago Corse)、坪井翔、宮田莉朋のTEAM TOM’S勢はやや苦戦を強いられている。


 FIA F3ワールドカップは、このあと現地時間15時25分から予選2回目が行われ、予選レースのグリッドが決まる。

ダニエル・ティクトゥム(モトパーク)
フェルディナンド・ハプスブルク(カーリン)
関口雄飛(B-MAX Racing Team)
山下健太(B-MAX Racing Team)
牧野任祐(モトパーク)


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