スバル、新型フォレスターを世界初公開。米国では2024年春以降に導入予定

2023年11月17日(金)13時46分 AUTOSPORT web

 スバルは米国ロサンゼルスで開催中の2023年ロサンゼルスオートショーにおいて、現地時間2023年11月16日に新型フォレスター(米国仕様車)を世界初公開した。米国市場は2024年春以降の導入を予定している。


 初公開された六世代目となる新型フォレスターは、走る愉しさを感じさせる優れた運動性能、安心を提供する先進安全装備、使い勝手のよいユーティリティなど、機能や実用性をさらに高め、日常から非日常までどんなシーンでも乗員が快適に過ごせるSUVに進化している。
 
 エクステリアは頑丈で堂々としたデザインにまとめられ、フロントビューはヘッドランプまでつながり、高い位置に軸を通す大胆な造形のグリルを採用している。リヤスタイルは、荷室空間の広さを感じさせる、傾斜を抑えたリヤゲートとし、左右のコンビネーションランプを高い位置でつなぐことで、ワイド感を強調している。


 インテリアは、インストゥルメントパネルやシフト操作部まわりを中心に、随所でSUVらしい頑丈さと安心感を表現。一部グレードでは11.6インチセンターインフォメーションディスプレイをインテリアの中央部に配置し、実用性と利便性を高めている。


 動力性能においては、アクティブトルクスプリットAWDの制御を刷新し、駆動力を軸重に合わせて常に最適配分をすることで、操舵初期の高い応答性とライントレース性を実現。日常使いのさまざまな走行シチュエーションで、安心感のある走りと操舵の気持ちよさを両立している。


 また、滑りやすい路面でエンジン、トランスミッション、ブレーキなどをコントロールするX-MODEを採用。パワーユニットは、2.5リッター水平対向4気筒エンジンを搭載。2ピニオン電動パワーステアリングを採用し、ダイレクトで自然な操舵感を実現するとともに、応答遅れのないリニアなステアリングフィールを実現している。


 安全装備においては新世代アイサイトを標準装備するとともに、ドライバー異常時対応システムや電動ブレーキブースターなどを採用し、安全性能も大幅に進化している。新型フォレスターは米国市場では“Base”、“Premium”、“Sport”、“Limited”、“Touring”の5グレードを設定し、2024年春以降の導入を予定している。

スバル新型フォレスター(米国仕様車)
スバル新型フォレスター(米国仕様車)
スバル新型フォレスター(米国仕様車)
スバル新型フォレスター(米国仕様車)
スバル新型フォレスター(米国仕様車)
スバル新型フォレスター(米国仕様車)

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