ソトは大谷翔平を“超える” 米記者が「15年1108億8000万円」の規格外契約を予測「手にする価値がある」

2024年11月17日(日)17時0分 ココカラネクスト

大谷(右)が昨オフにドジャースと締結した契約を超えるか。ソト(左)の契約動向が小さくない注目を集めている。(C)Getty Images

 多くのスター選手の話題が飛び交っている今オフのメジャーリーグの移籍市場。その中でもひときわ注目を集めているのが、ヤンキースからFAとなったファン・ソトだ。

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 実力と若さが多くの球団を惹きつける。メジャー7年目、26歳となった24年シーズンのソトはキャリア最高となる41本塁打をマーク。さらに打率.288、109打点、OPS.988を記録し、アーロン・ジャッジとともに打線をけん引した。

 水面下で複数球団による争奪戦が展開されているソトは、昨オフに大谷翔平がドジャースと結んだ10年7億ドル(約1015億円=当時)の契約額を超えると予想される。しかも、代理人を務めるのは、数多の巨額契約を成立させてきた“敏腕”スコット・ボラス氏。想像を絶するマネーゲームに発展する可能性も取り沙汰される。

 獲得球団には相当な資金力が求められる。そうした中で、なんと「15年7億2000万ドル(約1108億8000万円)」という天文学的規模の契約締結の可能性も論じられている。米スポーツ専門局『CBS Sports』のマーク・アクシサ記者は「彼は非常に生産的で、大きな市場も恐れない。そして、膨大なチケット販売、中継視聴率を上げ、ページビューを生み出す」とソトの市場価値の大きさを強調。そして「契約額も、年俸も、後払い分を含めたオオタニのそれを上回る」と予測した。

「重要なのはソトが総額でオオタニの7億ドルを超えるという大胆な予測だ。ただ、彼は基本的に史上最高額の契約を手にする価値がある。私の勘ではソトはヤンキースに戻る。契約額は15年7億2000万ドル、つまり年間4800万ドル(約73億9200万円)だ。おかしい? いや、そうでもない。スタインブレナー・ファミリー(ヤンキースのオーナー家)の資産価値がいくらかわかってから来てくれ。ソトは今オフに歴史に名を残すことになる」

 北米スポーツ史上最高額と言われた大谷の巨額契約がわずか1年で塗り替えられれば、前代未聞の事態ではある。しかし、巨大な市場価値を持つソトなら“可能性”はゼロではないか。

 果たして、26歳の天才打者は来季にどのユニホームを着ることになるのか。争奪戦の行方から目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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