ホンダCBR1000RRが電子制御機能を熟成、カラーを一部変更して登場。2019年1月18日発売

2018年11月19日(月)21時10分 AUTOSPORT web

 ホンダは11月19日、大型スーパースポーツモデル『CBR1000RR』と『CBR1000RR SP』をマイナーチェンジするとともにカラーリングの一部を変更することを発表した。Honda Dream(ホンダ・ドリーム)より2019年1月18日に発売される。


 ホンダCBR1000RRとその上位モデルにあたるCBR1000RR SPは、水冷4ストロークDOHC直列4気筒1000ccエンジンを搭載した大型スーパースポーツモデル。2017年に9年ぶりとなるフルモデルチェンジを果たし登場した。


 今回新たに発表されたCBR1000RR、CBR1000RR SPでは電子制御機能が熟成。コーナリング時、加速時の後輪スリップと、加速時のウイリーを抑制するHondaセレクタブル トルク コントロール(HSTC)に、旋回中のタイヤ周長変化の精度を向上。HSTC作動がさらに緻密になった。


 後輪スリップに対する制御介入量を、ライダーが9段階にわたり選択可能。また、従来モデルでは一括制御となっていた後輪スリップ、ウイリーそれぞれの抑制が独立制御となった。ウイリーコントロールはライダーが制御介入量を3段階まで選択可能となっている。


 搭載するスロットルバイワイヤシステムは駆動スピードを上げ、スロットルを戻した時の応答性を向上。スロットル操作に対する出力特性を5段階選択できるパワーセレクターでは、すべてのギアでピーク出力まで引き出せる『レベル1』の出力特性設定を変更することで、よりトルクフルな加速を実現したという。


 また、採用するスーパースポーツモデル専用ABSは、スポーツライディング時における高速度領域でのブレーキコントロール性が考慮された制御設定に変更された。


 カラーバリエーションは、CBR1000RRには従来のグランプリレッドに加え、マットバリスティックブラックメタリックが追加。CBR1000RR SPには変わらずグランプリレッド一色だが、ややホワイトが多く配分されたカラーリングとなった。


 メーカー希望小売価格は、CBR1000RRのマットバリスティックブラックメタリックが204万6600円、グランプリレッドが207万9000円。CBR1000RR SPのグランプリレッドが249万4800円となっている。なお、価格はすべて税込み価格。ホンダ・ドリームより2019年1月18日から発売される。

CBR1000RRマットバリスティックブラックメタリック
ホンダCBR1000RRグランプリレッド


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