過去にマンCのアドバイザーを務めた弁護士が警告…「とてつもなく深刻な事態になるだろう」

2023年11月19日(日)23時15分 サッカーキング

収益性と持続可能性に関する規則への違反が疑われているマンチェスター・シティ [写真]=Getty Images

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 金融の専門家であるステファン・ボルソン弁護士が、マンチェスター・シティに警告を発した。18日、イギリス紙『ザ・サン』が同氏のコメントを伝えている。

 現在、収益性と持続可能性に関する規則に対し、115件もの違反の疑いがかけられているマンチェスター・シティ。17日にはエヴァートンが同じ違反により、勝ち点「10」を剥奪されるなど厳しい処分が科されるなか、過去にマンチェスター・シティでアドバイザーを務めていたステファン・ボルソン弁護士が、同クラブについて言及した。

 ボルソン弁護士は、マンチェスター・シティへの訴訟が認められた場合、「フットボールだけでなく、それよりもずっと広範囲での巨大な話になるだろう。多くの関係者が巻き込まれる」とサッカー界に収まらない大きな出来事になると警告。「とてつもなく深刻な事態になるだろう」と重大性を説明している。

 また、注目される処分内容については、「フットボールの観点からすれば、疑いすべてがシティに不利だと判断された場合、降格しないとは考えられない」と主張。2月にマンチェスター・シティが115件の違反で起訴されたときには、調査結果が判明するまでに最大4年かかる可能性があるとも報じられていたが、「公聴会は2024年になる可能性が高い」と早期にヒアリングが行われると予想した。

 一方で、「プレミアリーグは、もしシティが有罪になったらどうするつもりなのか、心配しているに違いない」とマンチェスター・シティの違反が、リーグ側にとっても今後に向けての大きな懸念点になると指摘しつつ、「リーグがシティをこのような重大な問題で告発したという事実は、非常に大胆な行動である」と対応を評価している。

サッカーキング

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