鎌田大地のラツィオ退団報道は至極当然。韓国メディア「加入前から低調」

2023年11月21日(火)11時27分 FOOTBALL TRIBE

鎌田大地 写真:Getty Images

 サッカー日本代表「森保ジャパン」を怪我により途中離脱したMF鎌田大地。ラツィオ退団報道がイタリア国内で駆け巡る中、韓国メディアが同選手の現状に関心を寄せている。


 昨季までアイントラハト・フランクフルトの主力選手として活躍していた鎌田は、今年8月にラツィオへフリー移籍。今季開幕からリーグ戦4試合つづけてスタメン出場も、その後は全試合でベンチスタート。同じく新戦力のMFマテオ・ゲンドゥージがレギュラーに定着しているほか、現地メディアは「レギュラーであるMFルイス・アルベルトとプレースタイルが似ているので、ベンチ要員の運命にある」との見解を示していた。


 またイタリアメディア『カルチョメルカート』は、「ラツィオのクラウディオ・ロティート会長は来年1月開催のAFCアジアカップを前に、鎌田の処遇について何かしらの手を打つ」とリポート。選手本人がアジアカップ参戦を明言したとみられる中、加入からわずか半年で移籍する可能性に触れた。


 この鎌田の移籍報道に反応したのが、韓国メディア『スポータルコリア』だ。同メディアは「日本代表のエースである鎌田はどこまで墜落するのか。移籍先のラツィオで放出候補に」と見出しをうち、「鎌田はフランクフルトのUEFAヨーロッパリーグ優勝に貢献したが、カタールW杯後に状況が一変。昨季後半戦は活躍できなかった」と、移籍前の低調なパフォーマンスを指摘。


 ミラン移籍破談をはじめラツィオ加入に至るまでの経緯を伝えた上で、ラツィオでの現状について以下のように綴っている。


 「今季開幕当初はスタメン出場が続き、雰囲気を掴んだように見えた。しかし10月以降は毎試合低調なパフォーマンスを見せており、ベンチスタートとなる試合が多い」


 「彼は守備力が足りないため、中盤のバランスを崩す選手と見なされ、ルイス・アルベルトのバックアッパーという立ち位置になった。イタリアでの1年目はますます失敗の色が濃くなっている。マウリツィオ・サッリ監督も鎌田とルイス・アルベルトが一緒にプレーする時のバランスを見出していない」

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