素行面の問題抱えるも…バルサがデンベレ売却に踏み切れない理由とは

2018年11月22日(木)10時57分 サッカーキング

昨夏にバルセロナへ加入したデンベレ [写真]=Getty Images

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 放出のうわさが絶えないバルセロナのフランス代表MFウスマン・デンベレだが、同クラブは“ある理由”から同選手の売却に踏み切れないのだという。スペイン紙『マルカ』が21日付で報じた。

 その理由とは、ドルトムントに対する追加支払いの存在である。バルセロナは昨夏、ドルトムントに移籍金1億500万ユーロ(約136億円)を支払ってデンベレを獲得した。契約期間は2022年6月30日までとなっているが、同紙によると、バルセロナがこの期間内にデンベレを売却した場合、ドルトムントに対して4000万ユーロ(約51憶5000万円)を追加で支払うことになっているというのだ。

 同紙の取材に対し、バルセロナの関係者はこの条項の存在を否定しなかった模様だ。ただ、同クラブは今のところ「デンベレの今後の活躍に期待する」というスタンスであり、「放出の可能性は現時点では議論されていない」とのこと。素行面が問題視されるデンベレではあるが、まずは改心を待つものと見られる。

 テレビゲームのやりすぎによる寝坊で練習に遅刻したり、ドルトムント所属時の賃貸を巡って裁判沙汰になったりと、プライベートでの問題行動が相次ぐデンベレに対しては、チームメイトのウルグアイ代表FWルイス・スアレスも苦言を呈した。金額の大きさを考えても売却に踏み切りにくいだけに、バルセロナとしてはデンベレが心を入れ替えることを願うばかりだろう。

サッカーキング

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