優勝で2連覇決めたバニャイア「マルティンがまだ残っていると思っていて、とても怖かった」/2023MotoGPチャンピオンコメント

2023年11月27日(月)5時37分 AUTOSPORT web

 11月26日、2023MotoGP第20戦バレンシアGPの決勝レースがリカルド・トルモ・サーキットで行われ、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)が優勝を飾り、チャンピオンに輝いた。一方、王座を狙ったホルヘ・マルティン(プリマ・プラマック・レーシング)はリタイア。そんなレースと今シーズンを二連覇を決めたバニャイアが振り返った。


■フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)
「信じられない。これまでの人生で一番幸せを感じているよ。レースに勝ったから幸せだ。今日の状況ではレースに勝つことは何の意味もなかったけど、それは僕にとっての目標だったし、いつもそうしたいと思っていた。勝利でタイトルを獲得したからうれしい。最後の5周でバイクが冷えてきて、フロントタイヤ(の冷えと転倒)がとても怖かった。今はとても幸せだし、息ができないほどだった。かなりのプレッシャーにさらされていたから楽な一日ではなかったけど、とても幸せだよ」


「昨年も(タイトル争いで)ここに来て、今年よりもプレッシャーがあったから難しかった。レースのことだけを考えていたし、昨日はタイヤの選択を間違えてしまったと反省していたが、うまくコントロールできて、今日はミディアムで臨んだ。タイヤの減りを理解するのに役立ったし助かった」


「バルセロナ(第11戦カタルーニャGP)はターニングポイントだった。そこから苦労し始めた。ミサノではなかったが、そこでは脚にとても痛みを感じていたので、自転車に乗れるかどうかが大きな問題だった。その瞬間から、予選とスプリントの面で自分のスピードにとても苦しみ始めた。後半戦はいつもスプリントで苦戦していた」


「期待していたほど速くはなかった。昨シーズンほど速くなかったので、来年は確実に改善しなければならない。過去のレースでは大きな前進を遂げたが、少し不運だっただけだ。僕らにとってはかなり厳しい戦いだったけれど、誰よりもタイトルにふさわしいレースができたと思う。後ろは何も見えなかったから、ホルヘ(・マルティン)がまだレースに残っているのだと思っていたし、それがとても怖かった。シーズンを締めくくるのに最高の方法だったから、ただレースに勝つことだけを考えていたんだ」


「チームをとても誇りに思っているし、とても幸せだ。僕たちは素晴らしい仕事をしたと思うので、彼らの努力に敬意を表す。そして、どんな状況でも常に僕を助けてくれて、どれほど幸せであるかを教えてくれた家族とガールフレンドをとても幸せに思うし、とても誇りに思っている」

バレンティーノ・ロッシ、フランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)/2023MotoGP第20戦バレンシアGP
チャンピオンを獲得したフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)/2023MotoGP第20戦バレンシアGP
チャンピオンを獲得したフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)/2023MotoGP第20戦バレンシアGP
チャンピオンを獲得したフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)/2023MotoGP第20戦バレンシアGP
チャンピオンを獲得したフランセスコ・バニャイア(ドゥカティ・レノボ・チーム)/2023MotoGP第20戦バレンシアGP

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