「奇跡じゃなくて必然で勝った」スペイン撃破の立役者、同点弾の堂安律は「あそこは俺のコース」と会心の笑み
2022年12月2日(金)7時33分 ココカラネクスト
(C)Getty Images
日本代表が、またもアップセットを成し遂げた。
現地12月2日、カタールワールドカップのグループE第3戦でスペインと対戦した日本は、堂安律と田中碧のゴールで2−1の勝利。ワールドカップ優勝国を相手に見事な逆転劇を演じ、決勝トーナメントに駒を進めた。
【動画】日本代表がスペインに逆転勝利で首位通過!歓喜爆発した堂安律、田中碧のゴールをチェック!
プラン通りの展開だった。1、2戦と違って、日本はこのスペイン戦で試合開始から3バックを採用。ウイングバックも含めた5バックで守備を固め、スペインにペースを握らせなかった。前半に1失点したものの、サムライブルーは後半立ち上がりに攻勢を強め、後半4分に堂安が同点弾、さらに後半6分に田中が値千金の決勝点を決める。残り時間はスペインの攻撃を受け止めながらカウンターを狙い、最後まで集中を保って2−1で試合を終わらせた。
まさに総力戦で勝点3をもぎ取った日本。同点ゴールの堂安は「大きな壁を乗り越えた。チーム一丸となった結果」と興奮気味に振り返り、ゴールシーンについては「あそこは俺のコースなので、持ったら絶対に打ってやると思っていた」と自信の発言。さらに「これで1戦目が奇跡じゃなくて必然で勝ったと思ってもらえる。ただ、ベスト16の壁を乗り越えたわけではないので、またしっかり準備していきたい」と次の戦いに目を向けた。
ドイツ、スペインと同居するグループステージで日本が1位通過するとは、誰が考えていただろう。大方の予想を覆す快進撃に世界が衝撃を受けているはずだ。
ドイツに続いてスペインをも下した日本は、決勝トーナメント1回戦でクロアチアと対戦する。この勢いで前回大会準優勝国にも勝利し、日本初のベスト8進出という「新しい景色」を見せてほしいところだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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