バルサ、グリーズマン古巣戦を制す…メッシ弾でアトレティコ破り首位キープ

2019年12月2日(月)6時52分 サッカーキング

バルセロナがアトレティコを撃破 [写真]=Getty Images

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 リーガ・エスパニョーラ第15節が12月1日に行われ、アトレティコ・マドリードとバルセロナが対戦した。

 前節終了時点で4位のアトレティコが首位のバルセロナをホームに迎えての上位対決。今夏にアトレティコからバルセロナに移籍したアントワーヌ・グリーズマンにとって初めての古巣対決となった。

 先に主導権を握ったアトレティコは7分、マリオ・エルモソがペナルティエリア右から折り返すと、ボールはDFの足に当たってGKの逆をつき、ゴールへ向かったが、惜しくも左ポストに跳ね返された。さらに20分には、ジョアン・フェリックスのクロスに、ファーのエルモソが右足ボレーで合わせたが、これはGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンに阻まれた。

 一方のバルセロナは26分、リオネル・メッシがドリブルで持ち上がり横パス。ニアのルイス・スアレスがスルーして、エリア右へ走り込んだイヴァン・ラキティッチが右足シュートを打つが、GKヤン・オブラクにセーブされた。36分にはスアレスがグリーズマンとのパス交換から、エリア前中央で右足を振り抜いたが、強烈なシュートは枠を捉えず。

 アトレティコは40分に右CKでアルバロ・モラタがヘディングシュート、バルセロナは42分に右CKからジェラール・ピケが頭で叩きつけたが、どちらも得点には結びつかなかった。

 後半に入って69分、バルセロナはカウンターを発動し、メッシがドリブルで持ち上がると、エリア前でカットされたが、こぼれ球をスアレスがつなぎ、エリア右フリーのグリーズマンがボレーシュートを打ったが、枠を捉えなかった。

 試合が動いたのは86分。メッシが右サイドからドリブルで中央に切り込み、エリア前中央でスアレスとのワンツーから左足ダイレクトシュート。これがゴール左隅に突き刺さり、バルセロナがエースの一撃で先制に成功した。

 試合はこのまま終了し、バルセロナが1−0で3連勝を飾り、首位をキープ。敗れたアトレティコは11試合ぶり今シーズン2敗目を喫して6位に転落した。

 次節、アトレティコは6日にアウェイでビジャレアルと、バルセロナは7日にホームで日本代表MF久保建英が所属するマジョルカと対戦する。

【スコア】
アトレティコ・マドリード 0−1 バルセロナ

【得点者】
0−1 86分 リオネル・メッシ(バルセロナ)

【スターティングメンバー】
アトレティコ・マドリード(4−4−2)
オブラク;トリッピアー、フェリペ、エルモソ、サウール;コレア(73分 レマル)、エレーラ(87分 ロディ)、トーマス、コケ;モラタ、J・フェリックス(66分 ビトーロ)

バルセロナ(4−3−3)
テア・シュテーゲン:S・ロベルト、ピケ(83分 ユムティティ)、ラングレ、フィルポ;アルトゥール(73分 ビダル)、ラキティッチ、デ・ヨング;メッシ、スアレス、グリーズマン

サッカーキング

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