移籍を経てアトレティコでの幸せに気づいたグリーズマン「ヨーロッパでの最後のクラブになるだろう」

2023年12月27日(水)21時27分 サッカーキング

今後のキャリアについて言及したグリーズマン [写真]=Getty Images

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 アトレティコ・マドリードに所属するフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが、自身のキャリアについて言及した。27日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 今シーズンは、ここまでリーグ戦18試合に出場し11ゴール2アシストの成績を残しているグリーズマン。19日に行われたラ・リーガ第18節のヘタフェ戦では2ゴールを挙げ、クラブでの通算得点数を「173」に積み上げたことで、元スペイン代表FWルイス・アラゴネス氏が持つクラブ最多得点記録に並ぶなど、充実したシーズンを送っている。そんななか、その年に最も活躍した選手に贈られる『ASデル・デポルテ賞』を受賞したグリーズマンが同紙のインタビューに応じた。

 2023年を振り返ったグリーズマンは、「個人的な面では充実していたが、チームのために重要なことを成し遂げたいという気持ちもある。ピッチ内外の目に見えることで、チームを助けようと努力しているんだ」と個人の成績に満足感を示した一方、クラブでも大きな結果を残すため尽力していると明かした。

 また、今後のキャリアについては、「ヨーロッパでのキャリアの後に僕が望むのはメジャーリーグ・サッカー(MLS)だ」と以前から公言している通り、将来はアメリカでのプレーを希望していると明言。続けて、「アトレティコがヨーロッパでの最後のクラブになるだろう。アトレティコは僕がいたい場所であり、一番幸せな場所であり、ここが僕の家なんだ」とアトレティコ・マドリードが欧州最後のクラブになると告白している。

 さらに、「最初の段階では、自分がどれだけ幸せなのか気づいていなかった」と発言。「外に出れば、より多くのことに気づくことができる。ここにいれば幸せなのに、それに気づかずに毎日を過ごしている。毎朝起きてトレーニングに行くこと、このエンブレムをつけること、チームメイトといること、コーチといること、そして家族もここでとても幸せに暮らしている」と移籍を経験したことでアトレティコ・マドリードで過ごす幸せを見出せたと述べた。

 加えて、今年の7月から母国で開催される『パリ・オリンピック』については、「クラブと話し合わなければならない」と前置きしつつ、「でも、僕にとっては目標であり夢なんだ。出場したい」と自身の希望を口にしている。

サッカーキング

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