佐藤琢磨とマルク・マルケスがもてぎで共演。ホンダサンクスデー2017は盛況のうちに終える

2017年12月3日(日)19時21分 AUTOSPORT web

 12月3日(日)、栃木県のツインリンクもてぎでホンダのモータースポーツファン感謝イベント『Honda Racing THANKS DAY 2017』が開催。会場には約2万4000人が詰めかけ、ホンダの四輪・二輪マシンによるコースイベントや、ドライバー・ライダーによるトークショーを楽しんだ。


 青空のもと行われたホンダサンクスデー。オープニングセレモニーでは、ホンダのドライバー、ライダーたちが特設ステージに登壇。代表取締役社長の八郷隆弘氏と、四輪を代表して佐藤琢磨、二輪を代表してマルク・マルケスの3人が集まったファンに向け挨拶をした。

オープニングセレモニーの様子
バトンからオートスポーツアワードのトロフィーを受け取るマルケス
元F1チャンピオンとMotoGPチャンピオンの競演


 セレモニー後はコース上で様々なプログラムを実施。まず行われたのは、世界三大レースのひとつであるインディ500で日本人初優勝を飾った琢磨によるスペシャル凱旋ラン。スペシャル凱旋ランでは琢磨が実際にインディ500で走ったオリジナルのマシンでスーパースピードウェイを周回。最後は得意のドーナツターンで訪れた観客に披露した。

インディ500で走ったオリジナルのマシンで走行した佐藤琢磨
デモラン後のインタビューに答える佐藤琢磨


 午後からは『オール・ホンダ・ライダーズ・エキシビジョン』と『スーパーGT&スーパーフォーミュラ・ファイナルバトル』が開催。


『オール・ホンダ・ライダーズ・エキシビジョン』では、各カテゴリーのライダーたちが共演。トライアルライダー、モトクロスライダーがスーパースピードウェイで迫力のパフォーマンスを披露する。その後、MotoGPに参戦するマルケスとダニ・ペドロサ、全日本ロードレース選手権に参戦する秋吉耕佑、清成龍一たちが合流し、カテゴリーの枠を超えた共演で会場を沸かせた。なお、この日走行を予定していた高橋巧は負傷により走行はなくなった。

この日、複数のイベントに出演して大活躍のマルク・マルケス
ウイリーを披露するダニ・ペドロサ
2017年J-GP2チャンピオン、水野涼
2017年J-GP3チャンピオンの伊達悠太


『スーパーGT&スーパーフォーミュラ・ファイナルバトル』では本番さながらのレースが展開。最初に行われたスーパーGTのレースでは、GT500クラスに参戦する5台のNSX-GTに加え、2018年型エアロを装着したと思われる99号車のNSX-GTも登場。99号車はストフェル・バンドーンとジェンソン・バトンのコンビが走らせた。レースはくじ引きで最後尾からのスタートとなったRAYBRIG NSX-GTの山本尚貴/伊沢拓也組がトップでチェッカーを受けた。

スーパーGTファイナルバトルの様子
スーパーGTファイナルバトルの様子


 スーパーフォーミュラのレースでは4台のSF14が登場。松下信治、ナレイン・カーティケヤン、野尻智紀、ピエール・ガスリーが参加。レースは、野尻のマシントラブルにより3台で争われ、くじ引きでポールポジションを獲得した松下信治が独走でポール・トゥ・ウィンを飾った。

SF14を駆る松下信治
スーパーフォーミュララストランとなるピエール・ガスリー


 プログラム終盤は、2017年シーズンにチャンピオン獲得したドライバー・ライダーによるウイナーズパレードを実施。琢磨、マルケス、水野涼、伊達悠太、山本鯨、小川友幸の5人がスーパースピードウェイを周回。パレードの最後にはNSX-GT、SF14などのマシンが集結し、会場にホンダのエンジンサウンドを響かせ、イベントは盛況のうちに幕を閉じた。

日本初公開となったホルグワーナートロフィー
トロフィーに刻まれた佐藤琢磨の顔


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