サッキ氏、ユーヴェの守備的姿勢を批判「リーガでは祝われないだろう」

2017年12月4日(月)11時58分 サッカーキング

ユヴェントスの守備的戦術に否定的な意見を述べたサッキ氏 [写真] =Getty Images

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 過去にミランやイタリア代表を率いた名将として知られるアリーゴ・サッキ氏が、ユヴェントスの戦術に苦言を呈した。3日付でイタリアメディア『メディアセット』が報じている。

 1日に行われたセリエA第15節、首位ナポリとの大一番で、12分のアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインの古巣弾を守りきり、見事勝利を収めたユヴェントス。

 これにより、キエーヴォ戦で5ー0の大勝を収めたインテルが首位に浮上。開幕から無敗を維持していたナポリは2位に陥落することとなった。

 強固な守備ブロックを形成し、ナポリの猛攻を耐えしのいだユヴェントスだが、サッキ氏はこの姿勢に「彼らは勝った。開始から15分と経たないうちに先制し、自陣に戻ってゴールに蓋をした」と、否定的な意見を持っているようだ。

 アトレティコ・マドリードの監督や、レアル・マドリードのフロントを務めた過去もあり、スペインの地と交流の深いサッキ氏は「リーガではユヴェントスのような勝利は祝われないだろうね。おそらく、サッカーを創った人々はこのような守備的な戦術で勝利することは望んでいなかっただろう。サッカーが好きな人にとって、ゲームは攻撃的なものであって欲しいんだ」と、攻撃的なサッカーの展開を“絶対王者”に求めた。

 今節で首位に浮上したインテル(勝ち点39)、2位ナポリ(同38)、そして3位ユヴェントス(同37)と三つ巴の乱戦となっている今シーズンのセリエA。果たして、スクデットを獲得するのはどのチームなのだろうか。

サッカーキング

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