古巣相手にお構いなし…“不文律”破りのJ・フェリックス「セレブレーションは自然発生的なもの」

2023年12月4日(月)20時36分 サッカーキング

ゴールセレブレーション中のJ・フェリックス [写真]=Getty Images

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 バルセロナのFWジョアン・フェリックスが、3日に行われたラ・リーガ第15節アトレティコ・マドリード戦を振り返った。同日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 今夏の移籍市場で、“夢のクラブ”とまで公言したバルセロナにアトレティコ・マドリードからレンタル移籍加入したJ・フェリックス。ここまで出場した公式戦15試合で3得点3アシストを記録しているなか、3日のラ・リーガ第15節アトレティコ・マドリード戦にも出場すると、保有元相手に決勝点を挙げる活躍を見せた。

 アトレティコ・マドリード退団の経緯や、その後の挑発的な言動などからも同試合における“主人公”だったJ・フェリックス。1−0の勝利を収めた後、同選手は「毎週、人々は僕のことを良くも悪くも話すよ。ただ僕は、そのような発言には目を向けないから落ち着いている。心がけているのは、毎日可能な限り最高の選手で在り続けるということ。そして、僕は自分自身の仕事をするんだ」としつつ、「とても大きな勝利。この試合がどれほど困難なものかは分かっていたけど、勝ち点3が重要だった。今はジローナのことを考えなければならない」とすでに切り替えていることを語った。

 フットボールの不文律として、古巣相手にゴールを決めた場合は、敬意を払ってセレブレーションを控える傾向がある。一方で、ゴール裏のスポンサー看板に向かってダッシュし、そのまま看板の上に立つなど、お構いなしに喜んだJ・フェリックスは「ゴール後のリアクションは自然発生的なもの。試合の熱気がそうさせたんだ。あのゴールは、この夏を乗り越えることができたという安堵感に近いものだった。僕がどんな経験をしてきたかは、家族や親しい人しか知らない」と告白。続けて「僕はアトレティコのほぼ全員のチームメイトと仲良くしているし、彼らがうまくいくことを望んでいる。とても愛しているからね。セレブレーションは自然に出てしまったものなんだ」と明かしている。

 来年3月には『シビタス・メトロポリターノ』でのリターンマッチを控えているが、J・フェリックスに対するブーイングは凄まじいものとなりそうだ。


【動画】古巣相手に決勝点を挙げたJ・フェリックス

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