トヨタGRスープラ勢は6台中4台に動き。TGRが2022年スーパーGT GT500クラス参戦体制を発表

2021年12月6日(月)13時44分 AUTOSPORT web

 12月6日、TOYOTA GAZOO Racingは東京都のMEGA WEBで、2022年のモータースポーツ参戦体制を発表した。スーパーGT GT500クラスでは、トヨタGRスープラを使用する6台のドライバーラインアップが発表された。2021年のチャンピオンのひとりである関口雄飛が移籍するなど、6台中4台で動きがみられた。


 2021年は、第8戦富士でau TOM’S GR Supraが優勝を飾り、関口/坪井翔が逆転チャンピオンを獲得したGRスープラ勢。最終戦の興奮がいまだ醒めやらぬ12月6日、TOYOTA GAZOO Racingの2022年モータースポーツ参戦体制発表に合わせ、2022年に向けた新たな体制が発表された。


 まず、チャンピオンである関口と坪井のコンビは大方の予想ではそのままと思われていたが、一転して変化が。TGR TEAM au TOM’Sについては、坪井は残留しカーナンバー1を背負う一方、新たにGT500デビューとなるジュリアーノ・アレジが坪井のパートナーに加わることになった。アレジは2021年に全日本スーパーフォーミュラ選手権、GT300で速さをみせていたが、GT500にチャンピオンチームからデビューすることになった。


 一方、関口は心機一転、TGR TEAM SARDに移籍し、スーパーGTでの活動を終えたヘイキ・コバライネンに代わって中山雄一とコンビを組むことになった。


 また変化があったのは、TGR TEAM KeePer TOM’Sだ。WEC世界耐久選手権参戦が発表された平川亮に代わり、宮田莉朋がTGR TEAM WedsSport BANDOHから移籍加入。2019年に全日本F3のチャンピオンを争い、同い年で仲が良いサッシャ・フェネストラズとコンビを組む。


 そして宮田が抜けたTGR TEAM WedsSport BANDOHには、2020〜2021年に外国人ドライバーの代役としてGT500でスピードをみせた阪口晴南が加わり、チームの大黒柱とも言える国本雄資とコンビを組むことになった。


 体制が変わらないのは、大嶋和也/山下健太のTGR TEAM ENEOS ROOKIE、そして8年目のコンビとなる立川祐路/石浦宏明のTGR TEAM ZENT CERUMOの2チームだ。とはいえ6チーム中4チームでの体制変更があり、2022年に向けさらなる強化が図られることになった。


TOYOTA GAZOO Racing
2022年スーパーGT GT500クラス ラインアップ







































NoTeamDriver
1TGR TEAM au TOM’S坪井翔/ジュリアーノ・アレジ
14TGR TEAM ENEOS ROOKIE大嶋和也/山下健太
19TGR TEAM WedsSport BANDOH国本雄資/阪口晴南
37TGR TEAM KeePer TOM’Sサッシャ・フェネストラズ/宮田莉朋
38TGR TEAM ZENT CERUMO立川祐路/石浦宏明
39TGR TEAM SARD関口雄飛/中山雄一


2021スーパーGT GT500シリーズタイトルを獲得したau TOM’S GR Supra(関口雄飛/坪井翔)
スーパーGT第7戦もてぎ 予選Q1B組を終えてトップタイムを喜ぶジュリアーノ・アレジ
2019年の全日本F3選手権を争った宮田莉朋とフェネストラズ

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