鎌田のブンデス初弾は幻に…長谷部フル出場のフランクフルト、ドローで4連敗阻止

2019年12月7日(土)6時24分 サッカーキング

ヘルタ戦フル出場の鎌田大地。同点ゴールはVARで幻に [写真]=Bongarts/Getty Images

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 ブンデスリーガ第14節が6日に行われ、MF長谷部誠と日本代表MF鎌田大地が所属するフランクフルトとヘルタ・ベルリンが対戦した。長谷部と鎌田は揃ってフル出場した。

 3連敗中で10位のフランクフルトと5連敗中で16位に沈むヘルタ・ベルリンが激突。試合は、前節からユルゲン・クリンスマン監督が指揮を執るヘルタが先手を取った。30分、左サイドのパス交換からドディ・ルケバキオがペナルティエリア左に抜け出し、GKの股を抜く左足シュートで先制点を挙げた。

 フランクフルトは38分、フィリップ・コスティッチが左サイドを抜け出してグラウンダーのクロスを送ると、中央のゴンサロ・パシエンシアがスルー。背後に走り込んでいた鎌田が右足で合わせてゴールネットを揺らした。しかし、VARの介入があり、ビデオ判定の結果、コスティッチが抜け出す直前に相手選手を引き倒していたため、ファールで得点は認められず。鎌田のブンデスリーガ初得点は幻となった。

 1点リードで折り返したヘルタ・ベルリンは63分、FKの流れでファーのデドリック・ボヤタが折り返し、中央のマルコ・グルイッチが合わせて追加点。だが、フランクフルトは直後の65分、左CKでアルマミ・トゥーレがヘディングで合わせると、そのボールをゴール前のマルティン・ヒンターエッガーが頭で流し込んで1点を返した。

 フランクフルトは79分に鎌田がエリア前で2人かわして左足ミドルシュートを放つが、クロスバーの上。83分にはコスティッチがエリア右からゴール右隅を狙ったが、GKの好セーブに阻まれた。それでも86分、左CKでヒンターエッガーがニアで競り合うと、ファーに流れたボールをセバスティアン・ローデが押し込み、フランクフルトが土壇場で追いついた。

 フランクフルトは連敗を3で止めたが、4試合未勝利。クリンスマン監督の初勝利を逃したヘルタも連敗を5で止めたが、7試合未勝利となった。

 次節、フランクフルトは15日にアウェイでシャルケと、ヘルタ・ベルリンは14日にホームでフライブルクと対戦する。

【スコア】
フランクフルト 2−2 ヘルタ・ベルリン

【得点者】
0−1 30分 ドディ・ルケバキオ(ヘルタ・ベルリン)
0−2 63分 マルコ・グルイッチ(ヘルタ・ベルリン)
1−2 65分 マルティン・ヒンターエッガー(フランクフルト)
2−2 86分 セバスティアン・ローデ(フランクフルト)

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