ミランが粘るサンプドリアから逃げ切り3連勝! 10戦8勝で首位キープ…吉田は出場せず

2020年12月7日(月)7時28分 サッカーキング

ケシエの先制弾などで勝利したミラン [写真]=Getty Images

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 6日、セリエA第10節が開催され、サンプドリアとミランが対戦した。DF吉田麻也はベンチ入りしたものの、出場機会はなかった。

 ここまでセリエAでは9戦7勝と、無敗をキープしながらリーグ首位を走るミラン。好調を維持していたエース、ズラタン・イブラヒモヴィッチは今節も欠場となり、前線にはアンテ・レビッチ、ブラヒム・ディアスらが名を連ねた。

 この試合最初のビッグチャンスを掴んだのはサンプドリア。8分、CKをミラン守備陣がクリアしきれずにいると、混戦からロレンツォ・トネッリがヘディングシュートを放つも、これはジャンルイジ・ドンナルンマの好セーブに阻まれる。その後は徐々にアウェイのミランが試合のペースを握り始めるも、スコアレスのまま試合は進む。

 このままハーフタイムへ突入するかに思われた44分、ミランにも先制のチャンスが訪れる。サンドロ・トナーリが浅めの位置からクロスを上げると、対応したヤクブ・ヤンクトのハンドの判定となりPKが与えられた。これをキッカーのフランク・ケシエがきっちりと決め、ミランがリードして前半を折り返す。

 後半、ミランは開始から期待の新星、イェンス・ペッター・ハウゲを投入する。すると47分、エリア内左からハウゲがラストパスを送ると、中央のトナーリが右足アウトサイドで合わせる。しかしコースを狙ったシュートはポストに弾かれ、追加点とはならない。

 スコア変わらず終盤に差し掛かると、ミランは76分に切り札のサム・カスティジェホを投入。すると直後の77分、ハウゲのスルーパスに抜け出したレビッチが中央へ折り返すと、中で待っていたのは入ったばかりのカスティジェホ。この日のファーストタッチでゴールへと流し込み、ミランがリードを2点に広げる。

 ホームで意地を見せたいサンプドリアは82分、CKにアルビン・エクダルが頭で合わせると、ドンナルンマが掻き出したボールはラインを割ったとの判定でゴールに。1点差に詰め寄ったサンプドリアはその後もロスタイムまで追加点を狙うも、最後の1点はミラン守備陣が許さなかった。

 試合はこのまま終了。ミランは今季リーグ戦10試合目にして8勝目を飾り、3連勝で首位の座を固めた。一方のサンプドリアは今季すでに5敗目を記録することとなってしまった。

 次節、サンプドリアはアウェイでナポリと、ミランはホームでパルマと、それぞれ13日に対戦する。

【スコア】
サンプドリア 1−2 ミラン

【得点者】
0−1 45分 フランク・ケシエ(PK/ミラン)
0−2 77分 サム・カスティジェホ(ミラン)
1−2 82分 アルビン・エクダル(サンプドリア)

サッカーキング

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