2018年のブランパンGTアジアに2チームが参戦を表明。初のオーストラリアチームも

2017年12月8日(金)19時46分 AUTOSPORT web

 2018年4月14〜15日に開幕するブランパンGTシリーズ・アジアの2018年シーズンに、クラフト・バンブー・レーシング、AMACモータースポートが参戦する。


 欧州を中心に人気を博すブランパンGTシリーズのアジア版として、2017年にスタートしたブランパンGTアジア。初年度から最大34のエントリーを集めるなど注目を集めていたが、2シーズン目に向け、早くも参戦に名乗りをあげるチームが現れた。


 2017年のブランパンGTアジアに参戦し、GT4クラスでチームチャンピオンを、GT3クラスではランキング4位を獲得したクラフト・バンブーは、GT3クラスには3台のポルシェ911 GT3 R、GT4には1台のポルシェ・ケイマンGT4クラブスポーツの4台体制で挑む。

クラフト・バンブー・レーシングは、計4台のポルシェを投入。GT4クラスでは1台追加する可能性も


 また最終的な判断は2018年初旬になるというが、GT4については1台を追加し、総勢5台体制を構築する可能性も。ドライバーについては後日アナウンスされる予定だ。


 チームディレクターでドライバーも兼任するダリル・オーヤンは、「ブランパンGTアジアは、開幕初年度から安定して継続性があるプラットフォームであることが証明された」と参戦意義を説明する。


「それに近年アジア圏で誕生したGTレースとしても素晴らしいものだ。2018年も安定的に成長していくと確信しているよ」


「ポルシェ・モータースポーツはGT3、GT4の両マシンを懸命に開発を続けているから、GT3では王座獲得を、GT4ではタイトル防衛を達成できるはずだ」


■シリーズ初の豪州チームはウラカンGT3投入


 クラフト・バンブーに続いて参戦を表明したAMACモータースポートはオーストラリアを拠点にするチーム。オーストラリアベースのチームがブランパンGTアジアに参戦するのは、今年が初めてのことになる。


 AMACモータースポートは、チームオーナーであるアンドリュー・マクファーソン指揮のもと、2010年からオーストラリアGT選手権に参戦。当時はモスラーやポルシェ、ランボルギーニなどでシリーズを戦ってきた。


 そんなAMACモータースポートは、ランボルギーニ・ウラカンGT3でブランパンGTアジアに初挑戦。ドライバーのうち、1名にはマクファーソンが名を連ねている。


「アジア圏にある6つの素晴らしいサーキットで開催されるブランパンGTアジアにウラカンGT3で参戦でき、興奮している」とマクファーソン。


「(シリーズを主催する)SROモータースポーツ・グループは素晴らしいシリーズを立ち上げたと思う。アジア圏はもちろん、世界中のメディアに報道される点も素晴らしいね」


「国際的なレースに、オーストラリアを代表するチームとして参戦することを楽しみにしているよ」


 2018年のブランパンGTアジアは、4月14〜15日の開幕戦セパンを皮切りに、全6戦で構成。日本では6月30〜7月1日の鈴鹿戦、7月21〜22日の富士戦が予定されている。


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