乾と武藤が2戦連続の同時先発も…エイバル、攻勢実らずバレンシアとドロー

2020年12月8日(火)6時56分 サッカーキング

バレンシア戦に先発出場した乾(左)と武藤(右)[写真]=Getty Images

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 リーガ・エスパニョーラ第12節が7日に行われ、MF乾貴士とFW武藤嘉紀が所属するエイバルはホームでバレンシアと対戦した。両選手は前節に続いて同時スタメンを果たし、乾は右MFで70分までプレー。武藤は2トップの一角で82分までプレーしたが、2試合連続ゴールは逃した。

 試合を優位に進めたエイバルは10分、前節リーガ初得点を記録した武藤にチャンス。ブライアン・ヒルが左サイドからクロスを入れると、中央で収めた武藤が流し込んでゴールネットを揺らす。だが、トラップ時にハンドがあったため、得点は認められなかった。

 さらにエイバルは33分、乾のクロスのこぼれ球をペナルティエリア左のエドゥ・エスポジトが折り返し、キケ・ガルシアが左足で合わせたが、シュートはGKに阻まれた。39分には武藤が自陣でボールを奪って持ち上がり、左サイドへパス。これを受けたエスポジトがミドルシュートで狙ったが、これは枠を外れた。

 後半もエイバルが主導権を握るが、なかなかチャンスを生かせない。すると、逆にバレンシアは53分、エリア前中央のウロシュ・ラチッチが相手クリアボールをダイレクトで振り抜いて豪快なボレーシュート。これはゴール右隅を捉えたが、GKマルコ・ドミトロヴィッチのスーパーセーブとクロスバーに弾かれて惜しくも得点にはつながらなかった。

 エイバルは85分、右サイドのFKでブライアンが中央へボールを送ると、そのままファーポストへ向かうが、GKジャウメ・ドメネクのセーブと右ポストに弾かれて得点ならず。88分にはセルジ・エンリクがエリア中央で決定機を迎えたが、これもGKドメネクに阻まれた。エイバルはこのまま攻勢が実らず、バレンシアとスコアレスドローで終了。リーグ戦2連勝は逃したものの、4試合無敗(1勝3分)となった。

 次節、エイバルは13日にアウェイでレアル・ソシエダと、バレンシアは12日にホームでアスレティック・ビルバオと対戦する。

【スコア】
エイバル 0−0 バレンシア

サッカーキング

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