トッテナム、圧巻の4発快勝でリーグ戦6試合ぶり白星!…ソン・フンミンは二桁ゴール達成

2023年12月11日(月)3時24分 サッカーキング

トッテナムがニューカッスル撃破でリーグ戦6試合ぶり白星 [写真]=Getty Images

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 プレミアリーグ第16節が10日に行われ、トッテナムとニューカッスルが対戦した。

 今シーズンは新たに就任したアンジェ・ポステコグルー監督の下で攻撃的サッカーを展開し、リーグ戦10試合無敗と最高のスタートを切ったトッテナム。しかし、負傷者続出の影響もあり、直近5試合の戦績は1分4敗と苦戦が続いている。今節は本拠地にニューカッスルを迎えての一戦。5位と7位による注目の上位対決。果たして勝ち点「3」を手にするのはどちらのチームになるだろうか。

 序盤は拮抗した展開が続く。トッテナムは5分、デヤン・クルゼフスキがボックス内左へスルーパスを供給。抜け出したリチャーリソンのシュートは惜しくも相手DFのブロックに阻まれる。対するニューカッスルは7分、ジョエリントンの折り返しを受けたブルーノ・ギマランイスが右足を振り抜くもシュートは枠の上へ。9分にはDFラインの背後へ抜け出したアンソニー・ゴードンが鋭いクロスを送るも、得点には繋がらなかった。

 その後はボール保持率で上回るトッテナムがやや押し気味に試合を進める。18分にはブレナン・ジョンソンの右CKにクリスティアン・ロメロがヘディングで合わせたが、ゴールライン上にいたミゲル・アルミロンがブロック。26分には敵陣でのパス交換からボックス手前中央でボールを受けたディスティニー・ウドジェが左へ展開。ソン・フンミンが縦へ持ち出しグラウンダーのクロスを送ると、走り込んだウドジェが左足で合わせ先制に成功した。

 リードを許したニューカッスルは33分、敵陣内でのボール奪取からアレクサンデル・イサク、A・ゴードンと繋ぎ、最後はアルミロンがシュートを放つもGKグリエルモ・ヴィカーリオがセーブ。すると38分、敵陣左サイド深くでボールをキープしたソン・フンミンが対峙したDFを個人技で翻弄。折り返しを最後はリチャーリソンが流し込みトッテナムがリードを広げた。その後もホームチームがチャンスを作り続け、前半は2−0で終了した。

 後半の序盤は2点ビハインドのニューカッスルがサイド攻撃を起点に攻勢を強める。しかし60分、スコアを動かしたのはまたもトッテナムだった。右サイドでボールを受けたペドロ・ポロがゴール前に精度の高いロングフィードを供給すると、これを収めたのはリチャーリソン。冷静にネットを揺らしリードを3点に広げた。その直後にはカウンターからポロに決定機が訪れるも、シュートは左ポストを直撃した。

 勢いに乗るトッテナムはその後も鋭い攻撃を繰り出し、相手GKマルティン・ドゥブラフカを脅かすシーンを幾度となく作る。ニューカッスルはカラム・ウィルソンやルイス・ホール、マット・リッチーらを投入し状況の打開を図るも、決定的なシーンを作ることができない。83分、トッテナムはDFラインの背後へ抜け出したソン・フンミンがGKドゥブラフカに倒されPKを獲得。これを自ら沈め、今シーズンの得点数が早くも「10」に到達した。

 トッテナムはその後もオリヴァー・スキップやソン・フンミンに決定機が訪れるも5点目を奪うことはできず。対するニューカッスルは90+1分、前線でのボール奪取からジョエリントンが強烈なシュートを沈めて1点を返すも反撃はそこまで。4−1で勝利したトッテナムがリーグ戦6試合ぶりの白星を手にしている。次節、トッテナムは15日にアウェイでノッティンガム・フォレストと、ニューカッスルは16日にホームでフルアムと対戦する。

【スコア】
トッテナム 4−1 ニューカッスル

【得点者】
1−0 26分 デスティニー・ウドジェ(トッテナム)
2−0 38分 リチャーリソン(トッテナム)
3−0 60分 リチャーリソン(トッテナム)
4−0 85分 ソン・フンミン(PK/トッテナム)
4−1 90+1分 ジョエリントン(ニューカッスル)


【ハイライト】トッテナムがニューカッスルに4発快勝!

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