ELベスト32が決定！　アーセナル、フランクフルト、ポルトらが勝ち抜け／EL・GS最終節

　ヨーロッパリーグ（EL）グループステージ第6節（最終節）が12日に各地で行われた。

　グループFで2位のフランクフルトはヴィトーリア・ギマランイスと対戦。フランクフルトのDF長谷部誠とMF鎌田大地はともに先発出場を果たした。1−1で迎えた38分に鎌田が勝ち越しゴールを記録したが、試合は2−3で敗戦。首位アーセナルと3位スタンダール・リエージュの一戦が2−2で終わったため、アーセナルとフランクフルトが決勝トーナメント進出を決めている。

　グループLではすでに決勝トーナメント進出を決めているマンチェスター・UとDF菅原由勢が所属するAZが対戦し、4−0でマンチェスター・Uが快勝。先発出場した菅原は68分までプレーした。一方敗退が決定しているFW浅野拓磨が所属するパルチザンはアスタナと対戦。浅野がEL2試合連続ゴールを決めるなど4−1で勝利した。

　グループGでは2位ポルトが4位フェイエノールトを3−2で勝利した一方、首位レンジャーズは3位ヤング・ボーイズと1−1のドロー。この結果、ポルトが首位で、レンジャーズが2位で決勝トーナメント進出を決めている。なお、ポルトに所属するMF中島翔哉はベンチ入りしたものの、出場機会はなかった。

　その他、PSVのMF堂安律とCSKAモスクワのFW西村拓真、ヘントのFW久保裕也はベンチ外だった。

　なお、チャンピオンズリーグ（CL）グループステージ3位に与えられるEL出場権は、クラブ・ブルージュ、オリンピアコス、シャフタール、レヴァークーゼン、ザルツブルク、インテル、ベンフィカ、アヤックスの8クラブが獲得しており、これで決勝トーナメント進出32チームが決定した。

　EL決勝トーナメント1回戦の組合せ抽選会は16日に行われる予定となっている。

　各グループの結果と順位は以下の通り。※（）内は勝ち点

▼グループA
APOEL　1−0　セビージャ
カラバフ　1−1　デュドランジュ

1位　セビージャ（15）
2位　APOEL（10）
3位　カラバフ（5）
4位　デュドランジュ（4）

▼グループB
ディナモ・キエフ　1−1　ルガーノ
コペンハーゲン　0−1　マルメ

1位　マルメ（11）
2位　コペンハーゲン（9）
3位　D・キエフ（7）
4位　ルガーノ（3）

▼グループC
バーゼル　2−0　トラブゾンスポル
ヘタフェ　3−0　クラスノダール

1位　バーゼル（13）
2位　ヘタフェ（12）
3位　クラスノダール（9）
4位　トラブゾンスポル（1）

▼グループD
PSV　1−1　ローゼンボリ
LASK　3−0　スポルティング

1位　LASK（13）
2位　スポルティング（12）
3位　PSV（8）
4位　ローゼンボリ（1）

▼グループE
レンヌ　2−0　ラツィオ
クルージュ　2−0　セルティック

1位　セルティック（13）
2位　クルージュ（12）
3位　ラツィオ（6）
4位　レンヌ（4）

▼グループF
フランクフルト　2−3　ヴィトーリア・ギマランイス
スタンダール・リエージュ　2−2　アーセナル

1位　アーセナル（11）
2位　フランクフルト（9）
3位　スタンダール（8）
4位　ヴィトーリア（5）

▼グループG
ポルト　3−2　フェイエノールト
レンジャーズ　1−1　ヤング・ボーイズ

1位　ポルト（10）
2位　レンジャーズ（9）
3位　ヤング・ボーイズ（8）
4位　フェイエノールト（5）

▼グループH
ルドゴレツ　1−1　フェレンツヴァローシュ
エスパニョール　0−1　 CSKAモスクワ

1位　エスパニョール（11）
2位　ルドゴレツ（8）
3位　フェレンツヴァローシュ（7）
4位　CSKAモスクワ（5）

▼グループI
ヴォルフスブルク　1−0　サンテティエンヌ
ヘント　2−1　オレクサンドリーヤ

1位　ヘント（12）
2位　ヴォルフスブルク（11）
3位　サンテティエンヌ（4）
4位　オレクサンドリーヤ（3）

▼グループJ
ローマ　2−2　ヴォルフスベルガー
ボルシアMG　1−2　イスタンブール・バシャクシェヒル

1位　I・バシャクシェヒル（10）
2位　ローマ（9）
3位　ボルシアMG（8）
4位　ヴォルフスベルガー（5）

▼グループK
ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ　4−0　ベシクタシュ
スロヴァン・ブラチスラヴァ　2−4　ブラガ

1位　ブラガ（14）
2位　ウルヴァーハンプトン（13）
3位　スロヴァン・B（4）
4位　ベシクタシュ（3）

▼グループL
マンチェスター・U　4−0　 AZ
パルチザン　4−1　アスタナ

1位　マンチェスター・U（13）
2位　AZ（9）
3位　パルチザン（8）
4位　アスタナ（3）