横浜BC、名古屋Dに20点差で3連敗 森井健太「『河村勇輝選手がいなくなったから弱くなった』と言われるのは嫌」
2024年12月14日(土)20時4分 スポーツ報知
試合後、取材に応じる横浜BCの森井健太
◆プロバスケットボール男子 ▽りそなBリーグ 名古屋D—横浜BC(14日、ドルフィンズアリーナ)
中地区同士の一戦で、横浜BCは、名古屋Dに71—91で敗れ、3連敗となった。
試合は第1クオーター(Q)、名古屋Dが28—13と大量リード。第2Qは横浜BCが連続3ポイント(3P)などで追い上げると、ラストプレーでもシュートを沈め、一桁の9点差まで迫った。だが、後半は失速。フリースローを放った本数は相手の32本に対し、わずか8本。最後は20点差で敗れた。
この日はゲイリー・クラークが最多21得点だった。
試合後、主将の森井健太は「同地区でとても重要な試合。最初の出だしのところで、相手に気持ちよくさせてしまったところがあった。フリースローを多く打たれてしまった。試合に向けて準備してきたことが出せず、相手を勢いに載せてしまったところが良くなかった」と振り返った。
チームはここまで7勝13敗と負け越し、中地区下位と苦戦が続く。チームの絶対的存在でNBAプレーヤーとなった河村勇輝(グリズリーズ)が抜けた形で今季を迎えたが「河村選手がこのチームに残してくれたものは大きいが『河村選手がいなくなったから弱くなった』と言われるのは僕自身もチームも嫌だと思う」。15日も同地区の名古屋Dとの戦いで、「ここで崩れるのは簡単。踏ん張り切れるかがチームのとしてこれから意識して変えていかないといけない」と引き締めた。
〇・・・今季から実施されているBリーグ主催の親子向けイベント「INFRONEER B.Hi TOUCH」が、名古屋D—横浜BC戦で開催された。この日は、会場外に設置された前田製作所の建設機械「かにクレーン」を用いた巨大なバスケットゴールでのシュートチャレンジや、人気キャラクター「すみっコぐらし」の「とかげ」が来場。ファンとの撮影会が行われるなど、試合前から会場では様々な盛り上がりを見せた。10月13日〜12月31日の期間中、日本全国の対象試合において行われる。