ミシュランが電動バイクレース『Moto-e』のワンメイクタイヤサプライヤーに決定

2017年12月15日(金)18時2分 AUTOSPORT web

 12月14日、MotoGPなどのプロモーターを務めるドルナスポーツが、FIM Moto-e World Cup(Moto-eワールドカップ)の公式タイヤサプライヤーを発表した。MotoGP最高峰クラスでもワンメイクタイヤを供給する、ミシュランがMoto-eワールドカップのタイヤサプライヤーを担う。


 Moto-eワールドカップは2019年から新設される電動バイクによるチャンピオンシップ。12月12日には、エネルジカ・モーターカンパニーのスーパーバイク『エゴ』をワンメイク車両として採用することも明らかにされている。


 フランスのクレルモン・フェランに本拠地を置くミシュランは、2016年からMotoGP最高峰クラスのワンメイクサプライヤーを務めており、2017年10月下旬には同チャンピオンシップへのタイヤ供給を2023年まで継続することが発表された。


 ミシュランのモータースポーツディレクター、パスカル・クワノンは、Moto-eワールドカップのタイヤサプライヤーとなったことに「我々はこの新しいチャンピオンシップのテクニカルパートナーとなることができ、とてもうれしく思っている」と喜びを語った。


「この新たなチャンピオンシップにミシュランが関わる限り、安全かつより経済的で地球を尊重しながらモビリティを前進させていきたい。物事を進歩させるには、関わるものすべてが革新的であることが必要で、最先端の技術だけでなくビジョンも求められる」


「初の電動バイクレースとしてMoto-eワールドカップはFIMによって創設され、ドルナスポーツが具体化した。これはモビリティにとって意味のある動きだ。ミシュランにとっても、市販タイヤに転用できる革新技術を熟成させる貴重な研究の場になるだろう」


 また、ドルナのコマーシャルエリア・マネージングディレクターのパウ・セタカンタは「我々はミシュランとの関係性を拡大、強化できたことをうれしく思う」とコメント。


「Moto-eワールドカップは革新的なレースであり、我々はミシュランがこのプロジェクトにとってすばらしいパートナーだと確信している。我々はともに、ロードレースの新たな時代に向かって前進していくだろう」


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