【コラム】スター候補生が長野に集結!『2017Jリーグインターナショナルユースカップ』はこの選手たちに注目せよ

2017年12月19日(火)21時4分 サッカーキング

Jユースカップ4強のクラブが世界に挑む [写真]=J.LEAGUE

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■京都サンガF.C.U−18

MF 13 福岡慎平
 10月のFIFA U−17ワールドカップでは主将も務めたダイナモ系ボランチで、本人が目標とするのはブラジル代表MFカゼミーロ。戦術眼に優れ、後方からゴール前まで機を見て飛び出していくプレーを得意とする選手だが、最近は「ボールを奪うプレーにこだわっている」

MF 18 上月壮一郎
 恵まれた体格と確かな技術、ゴールへのスピリットを持ち、福岡と同じくU−17ワールドカップに主力選手の一人として参加した世代を代表するプレーヤー。主に左サイドハーフ、FWとしてプレーし、カットインからの右足シュートという“得点の形”を持っている。

FW 29 津野絢世
 スピード豊かな突破やディフェンスライン裏への飛び出しが持ち味のアタッカーだが、“スーパーハードワーク”をモットーとする現在のチームにおいては運動量や献身性も際立つ。Jユースカップ決勝では縦横無尽の戦いぶりで優勝に大きく貢献してみせた。

■ガンバ大阪ユース

MF 25 岩本翔
 繊細なテクニックを状況に応じて使い分け、遊び心にあふれた“ガンバらしさ”を体現する攻撃的MF。正確なプレースキックでも得点機を演出する。實好監督からは「自分で仕掛けて点を取れ」という指示を受けており、今季は打開力と得点力も蓄えた。

MF 15 奥野耕平
 U−17ワールドカップでは京都U−18の福岡とポジションを争っていた守備的MFで、自らの持ち味を「球際の強さとセカンドボールを拾うところ」と語る黒子タイプ。U−17日本代表の森山佳郎監督からは判断を含めたミスの少なさを高く評価されていた。

MF 28 丹羽匠
 Jユースカップではスーパーサブとしての起用からファイナル進出に大きく寄与。技巧派ぞろいのチームにあって、「ウチで誰よりも球際に行ける」(實好監督)タイプのファイターは貴重だった。最終学年を迎える来季に向け、今度は主軸としての活躍に期待。

■川崎フロンターレU−18

FW 18 宮代大聖
 U−17ワールドカップを戦った“00ジャパン”において不動のセンターFWを担った期待の大器。前線で巧みにボールを収めて周囲を生かすプレーに秀でるが、「もっともっとこだわりたい」と語るゴールへの執念も特筆モノ。今大会は豊富な国際経験を活かしたい。

DF 34 高吉正真
 身長174センチとセンターバックとしては決して恵まれた体格ではないが、タフな当たりと先を読んだカバーリング、最後で体を張って守る姿勢でゴールにカギをかける。新チームは守備陣の3年生がごっそり抜けてしまうだけに、この男への期待は自然と大きくなる。

FW 24 宮城天
 各大会での活躍を通じて中学時代からその名を知られるU−16日本代表のゴールデンルーキー。多彩なスキルと繊細なタッチから織り成す仕掛けの妙味でスタンドを沸かせまくるネイマール系の技巧派だが、U−18昇格後は心身両面で逞しさも増してきた。

■サンフレッチェ広島F.Cユース

MF 5 松本大
 冷静にボールをさばいていたかと思えば、機を見たダイナミックな飛び出しからゴールを狙い、素早く攻守を切り替えてのタフなディフェンスも見せる期待の大型ボランチ。U−17ワールドカップでは惜しくもメンバーから漏れたものの、そのポテンシャルはホンモノだ。

MF 22 山﨑大地
 U−17ワールドカップ日本代表にも名を連ねた万能タイプの高性能リベロ。ハードに球際で競り勝つディフェンスに加え、「自信がある」と語る両足からのロングフィードも大きな武器だ。元々はボランチの選手だけに、新チームでの起用法も注目される。

FW 20 桂陸人
 豊富な運動量と抜群のアジリティを生かしてウイングバックやシャドーでもプレーするが、元々はストライカー。どの位置でプレーしていてもゴールへの意識は失わないスタイルだ。最終学年を迎える今年はチームを引っ張るリーダーシップにも期待したい。

文=川端暁彦

2017Jリーグインターナショナルユースカップ

『2017Jリーグインターナショナルユースカップ』は、12月20日(水)から12月24日(日)にかけて長野県で開催される。会場は長野Uスタジアムと長野市営陸上競技場で入場料は無料。試合の模様はJリーグ公式メディア(YouTube Twitter)でライブ動画配信される。

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