AFFスズキカップのグループが終了…準決勝に進出する4カ国が決定

2021年12月20日(月)20時19分 サッカーキング

[写真]=Getty Images

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 東南アジア王者を決めるAFFスズキカップのグループリーグ最終節が行われ、タイ、シンガポール、インドネシア、ベトナムの4カ国が準決勝進出を決めた。

 グループリーグは5カ国ずつ2つのグループに分かれて行われ、グループAでは最終節を残してともに3連勝のタイとシンガポールが準決勝進出決定。グループBは前回優勝国のベトナム、マレーシア、インドネシアが準決勝進出の2枠を争う展開で最終節を迎えた。

 グループAの最終節は、ともに準決勝進出を決めているタイとシンガポールの直接対決。引き分け以上でグループ1位が決まるタイはMFチャナティップ、DFティーラトン、FWティーラシンら主力の大半を温存し、出場機会の少なかった選手を中心に臨んだ。試合は31分にタイがDFエリアスのゴールで先制すると、前半アディショナルタイムにはFWスパチャイのゴールで追加点。後半はスコアが動かず、2ー0で勝利したタイが4戦全勝で1位通過を果たした。

 グループBはインドネシアとベトナムが勝ち点7、マレーシアが勝ち点6で続く状況で最終節を迎えた。ベトナムは本田圭佑が実質的な監督を務めるカンボジアに4—0と順当勝ち。得失点差でも優位な状況となりベトナムが1位通過を決めるかに思われたが、インドネシアがマレーシアとの直接対決で4ー1と快勝したため、1位インドネシア、2位ベトナムの順位で両国が準決勝に駒を進めた。

 この結果、準決勝では2大会ぶり最多6度目の優勝を目指すタイと連覇を狙うベトナムの東南アジア2強が激突。もう一方の準決勝では吉田達磨監督が率いるシンガポールと、過去5度決勝に進みながらいまだ優勝のないインドネシアが対戦する。準決勝は22日から26日までの日程で、シンガポールを舞台に2回戦方式で行われる。

文=本多辰成

サッカーキング

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