首位ミラン、サッスオーロとの上位対決制して無敗維持! レオンはセリエA最速得点

2020年12月21日(月)0時57分 サッカーキング

サッスオーロとミランが対戦した [写真]=Getty Images

写真を拡大

 セリエA第13節が20日に行われ、サッスオーロとミランが対戦した。

 1敗の6位サッスオーロと無敗の首位ミランが激突する。サッスオーロは1−1のドローに終わった16日の前節フィオレンティーナからスターティングメンバーを6枚変更。一方、2試合連続でドローのミランは、中3日の前節ジェノア戦から先発を3枚入れ替えた。

 ミランは開始6秒に先制する。キックオフからハカン・チャルハノールが相手の意表を突いてドリブルで前進すると、並走していたラファエル・レオンにパス。相手DFの間を縫ってゴール前まで運んだレオンは、ニアを狙ってネットを揺らした。データサイト『Opta』によると、2001年12月にピアチェンツァのパオロ・ポッジが記録した「8秒」を更新し、セリエA最速の得点記録となった。

 9分、ミランはピエール・カルルのロングフィードからアレクシス・サレマーカーズが右サイドに流れ、さらに相手の裏を取ったレオンにスルーパス。レオンはグラウンダーで折り返すと、チャルハノールがダイレクトで左下隅に流し込む。しかし、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)によるレビューの結果、サレマーカーズに関与したと判定され、ゴールは取り消された。

 それでも、ミランは26分、カウンターから正真正銘の追加点を獲得する。テオ・エルナンデスが自陣からのドリブルで左サイドを切り裂き、敵陣エリア内まで運んだところでマイナス方向の折り返す。最後は、詰めたサレマーカーズがダイレクトで押し込んだ。

 2点のビハインドで後半を迎えたサッスオーロは、89分にようやく1点を返す。ペナルティエリア手前でフリーキックを獲得すると、キッカーを担当したドメニコ・ベラルディのキックは壁のイェンス・ペッター・ハウゲにも当たってゴール右下隅に吸い込まれた。

 ミランはなんとか逃げ切り、試合はこのまま終了。サッスオーロは4試合ぶりの黒星で今季2敗目、ミランはリーグ戦3試合ぶりの白星で開幕からの無敗を維持し、今季9勝目となった。次節、サッスオーロは23日にDF吉田麻也が所属するサンプドリアとアウェイで、ミランは同日にラツィオとホームで対戦する。

【スコア】
サッスオーロ 1−2 ミラン

【得点者】
0−1 1分 ラファエル・レオン(ミラン)
0−2 26分 アレクシス・サレマーカーズ(ミラン)
1−2 89分 ドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ)

サッカーキング

「首位」をもっと詳しく

「首位」のニュース

「首位」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ