大谷翔平&山本由伸のW獲りは「歴史的」 韓国メディアもドジャースの空前絶後の補強を分析「過度な投資は批判の的に」

2023年12月23日(土)18時0分 ココカラネクスト

大谷獲得を皮切りに怒涛の補強を展開したドジャース。その動向には世界で驚きが広まっている。(C)Getty Images

 大谷翔平に続き、山本由伸もドジャースを選んだ。現地時間12月21日に12年3億2500万ドル(約471億2500万円)の超大型契約を締結した。

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 今オフのドジャースが展開する積極果敢な補強には、米球界のみならず、各国で驚きの声が上がる。現地時間12月9日に大谷翔平と10年総額7億ドル(約1015億円)のプロスポーツ史上最高額の契約を成立させると、7日後にはレイズからトレードで獲得したタイラー・グラスノーと5年1億3500万ドル(約195億7500万円)で新契約を締結した。

 そして、今オフにポスティングでメジャー移籍を狙った山本との大型契約だ。25歳の若武者にはヤンキースとメッツも3億ドル(約435億円)を超えるオファーを提示。争奪戦は熾烈を極めたが、「この10年間を成功だと思っていない」というドジャースの熱意が勝った形となった。

 天文学的な規模の契約を次々と成功させ、瞬く間に投打ともに強固なスター軍団を生み出したドジャースには、アジアでも驚きは広まっている。韓国のポータルメディア『OSEN』は「歴史的な投資だ」と指摘。総額の97%に値する6億8000万ドル(約994億円)を後払いとした大谷の独自契約を含め、「大谷との独自契約を活かし、スターチームを生み出したドジャースは今年のストーブリーグの主人公になった」と論じている。

 さらに『OSEN』はスター選手の“乱獲”に一部で批判が渦巻いている事実について、「過度な投資は批判の的になり、彼らは『新たな悪の帝国』と呼ばれている」と紹介。そのうえで「それもドジャース・ファンと一般的な野球ファンにとっては無関係だ。彼らは熱狂している」と国内外の反響の大きさを伝えている。

 空前絶後の大型補強で、今冬の話題を独占したドジャース。大谷や山本ら新戦力が、チームでいかなるケミストリーを見せるかには世界が熱視線を向けていると言えよう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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