宇佐美貴史、元同僚の原口とマッチアップ「元気君にはやられたくなかった」

2018年12月23日(日)9時16分 サッカーキング

フィンクの劇的ゴールを喜ぶ宇佐美貴史 [写真]=Bongarts/Getty Images

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 デュッセルドルフに所属するFW宇佐美貴史は、22日に行われたブンデスリーガ第17節のハノーファー戦で3試合連続の先発出場。左サイドハーフで69分までプレーし、1−0の勝利に貢献した。

 15位デュッセルドルフと17位ハノーファーの下位直接対決は劇的な幕切れとなった。スコアレスで迎えた後半アディショナルタイム92分、MFオリヴァー・フィンクが強烈なミドルシュートで相手GKのミスを誘って決勝点をマーク。これでデュッセルドルフは、前節ドルトムント戦の金星に続き、連勝を3に伸ばした。

 宇佐美は試合後、「相手のミスもあったし、勝ち点3を取れてラッキーとしか言いようがない。そのラッキーを引き付けられているのは、今までに2つ勝った勢いにも助けられた」と振り返った。

 この試合では日本人対決も実現した。ハノーファーに所属するMF原口元気も右ウイングバックで先発出場。宇佐美は、昨シーズン当時2部のデュッセルドルフでともに戦った元チームメイトとマッチアップを繰り広げた。

「元気君だけに限らず、今はチームが守備的な戦いしている中で、自分の対面の選手に仕事をさせないっていうのはマストでやらないといけない。それがしっかりできているからこそ、相手が強くてボールを回されるときでも(試合に)出られているし、自分の武器にもなっている。だからいつも通り」と強調しつつ、「でも、とりわけ元気君にはやられたくない意識はあった。だけど、ボールを持って仕掛けて来て欲しいなっていう感じもあった」と明かした。

 チームは3連勝で勢いに乗ったものの、前半戦を終えてウィンターブレイクに突入した。それでも宇佐美は「むしろこのタイミングで入ってくれて、一回頭と体をリセットできたほうがいい」と前向きに話し、新年に向けてさらなる飛躍を誓った。

「気持ち良くオフに入れるし、しっかり休めて、不安を感じるのではなく、いいモチベーションでトレーニングが積める時期が見込める。アジアカップに行けないのは悔しいけど、(中断明けは)最初からチームに合流出来て、チームに集中できるし、今のトップギアでアウェイのアウクスブルク戦から全力をぶつけられるようにやっていきたい」

 デュッセルドルフは来年1月5日から12日にスペインのマルベーリャで冬季キャンプを実施し、同19日にブンデスリーガ第18節のアウクスブルク戦で後半戦の開幕を迎える。

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