まもなくプレミアリーグ再開…英『ガーディアン』が優勝、トップ4、残留争いそれぞれの見どころを紹介!

2022年12月24日(土)17時6分 サッカーキング

プレミアリーグ再開まで残り2日 [写真]=Getty Images

写真を拡大

 イギリス紙『ガーディアン』は23日、26日より再開を迎えるプレミアリーグ後半戦の見どころを紹介。本記事では、優勝、トップ4(CL出場権)、残留争いの3パートに分けて紹介している。

■優勝争い
 アーセナルとマンチェスター・Cが争う展開に。マスター(マンC)と見習い(アーセナル)の対決でチームを率いるのは、マンC史上でも比類のない監督であるジョゼップ・グアルディオラと、同氏の元アシスタントコーチで、現在はアーセナルの監督を務めるミケル・アルテタだ。

 ここまでの物語は魅力的。アルテタのチームは5ポイントリードしているが、ガブリエウ・ジェズスが2月まで負傷で不在の可能性も。それでも、得点は「33」(リーグ2位)で失点は「11」(リーグ最少タイ)。マルティン・ウーデゴーア(24歳)、ブカヨ・サカ(21歳)、ガブリエウ・マルティネッリ(21歳)、ベン・ホワイト(25歳)、アーロン・ラムズデール(24歳)、ウィリアム・サリバ(21歳)を擁するアーセナルは活気に満ちている。

 グアルディオラ監督率いるチームは、リーグ最多の「40」得点を記録。「18」ゴールのアーリング・ハーランドは、カラバオ・カップ4回戦のリヴァプール戦までに6週間休んだ。マンCは過去5シーズン中4シーズンで優勝している。ケヴィン・デ・ブライネ、カイル・ウォーカー、フィル・フォーデン、ジャック・グリーリッシュなどが主役の一部だ。

 この2チームは、共に14試合消化しているが、直接の対戦はまだしていない。2月15日と4月26日(変更の可能性あり)は、それぞれが相手を倒す方法に加えて、サイドラインで冷静さを維持しようとするストーリーを見よ。

■トップ4争い
 過去20年間、“ビッグ6”以外でチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得したのは3チームだけ(2002−03のニューカッスル、2004−05のエヴァートン、2015−16のレスター)。その壁を突き破る急先鋒はニューカッスルだ。初のフルシーズン指揮となるエディー・ハウ監督率いるチームは、トップ4フィニッシュを達成する可能性は確固たるものになるかもしれない。

 CL出場権は3位ニューカッスルから8位チェルシーまでの6チームが争う。トッテナムも争っているが、W杯は低迷した。アントニオ・コンテ監督は、リーグ戦5戦3敗を喫し、ノッティンガム・フォレスト相手にカラバオ・カップで敗退したことで、サポーターの間でもスタイルに対する不安が。ハリー・ケインとソン・フンミンのW杯での疲労は、さらなる懸念材料になり得る。

 グレアム・ポッター監督のチェルシーは、大きな問題を。スパーズとの直接対決も残っているが、10月16日アストン・ヴィラ戦以来勝利出来ておらず、4位とは8ポイント差。ポッターの古巣ブライトンは同勝ち点だが、今後5か月でCL出場権に手が届くかもしれない。マンチェスター・Uはクリスティアーノ・ロナウドを巡る騒動から解放され、リヴァプールもユルゲン・クロップ監督のもと、力強いフィニッシュを切ることが出来る。

■残留争い
 プレミアリーグ30年間の歴史で、クリスマスで最下位を迎えながら降格を逃れられたのは、3クラブだけ。最後にそれを成し遂げたのは、2014−15のレスター。だが、今季はいつもより試合が少ない。W杯による中断は、リセットやエネルギーの回復に努められる機会を提供した。9位フルアムから20位ウルヴァーハンプトンまでは僅か9ポイント差。

 フレン・ロペテギ新監督は、26日のエヴァートン戦で初采配。マテウス・クーニャ(A・マドリード)などの補強を望んでいる。19位サウサンプトンもネイサン・ジョーンズ新監督のもとで巻き返しを狙う。18位フォレストの運命は、10月22日のリヴァプール戦勝利で一変した。

 アメリカ資本が入った14位ボーンマスも、補強を計画中。ビル・フォーリー新オーナーは、「他のチームのオーナーと友達になるためにここにいる訳ではない」と言い、ガリー・オニールを正式な監督にした後、最大で5選手との契約を目標としている。

 日本時間26日21時30分キックオフの「ブレントフォードvsトッテナム」を皮切りに、プレミアリーグ後半戦が開幕。最終節となる2023年5月28日、歓喜に沸くチームは果たして。

サッカーキング

「優勝」をもっと詳しく

「優勝」のニュース

「優勝」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ