高木大輔が山口へ完全移籍…東京Vからレンタルの今季は公式戦10得点

2018年12月26日(水)12時53分 サッカーキング

高木大輔が山口へ完全移籍 [写真]=Getty Images

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 レノファ山口FCが、東京ヴェルディのFW高木大輔を完全移籍で獲得した。両クラブが26日に発表している。同選手は今季、期限付き移籍で山口に所属していた。

 移籍が決まり、高木は東京Vのクラブ公式HPでコメントを発表。下部組織から在籍してきたクラブのファン・サポーターに別れを告げた。

「ヴェルディに関わるすべての皆さん この度完全移籍でレノファ山口へいくことになりました。まずは小学校3年生から今まで自分をプレーヤーとしてはもちろん人として成長させてもらったヴェルディには感謝の気持ちでいっぱいです。ジュニアの時の全国制覇もユースで優勝したクラブユースも自分の中では忘れられない最高の思い出です。プロになってからはたくさんの壁にぶつかりなかなか結果を残せませんでした。それでも後半に大逆転した岐阜戦や夏場の5連勝、10試合ぶりに勝ったエスパルス戦や首位コンサドーレに勝ったアウェイの試合、首位に立ったアウェイ岡山戦、届かなかったJ1昇格への道。いい事ばかりではありませんでしたが自分にとっては全てがいい思い出で一生忘れられません」

「移籍で出て行くやつがこんなことを言うのは良くないとは思いますが言わせてください。僕は本当に東京ヴェルディが大好きです。移籍しても、僕を育ててくれたクラブには変わりません。またもう一度、緑のユニフォームを着たかったです。来シーズンはレノファ山口FCの選手として味スタにいきます。拍手でもブーイングでも構いません。熱烈な歓迎を期待しています!長い間本当にお世話になりました!頑張ります!」

 そして、同選手は引き続きプレーすることが決まった山口のクラブ公式HPにもコメントを寄せ、来季への意気込みを述べている。

「レノファ山口に関わるすべての皆さん。今シーズンは期限付き移籍でしたが、来シーズンより完全移籍で加入することになりました!初めての移籍で不安だらけだった自分を暖かく迎え入れてくれた山口の皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。だからこそ来シーズンはピッチで皆さんに感謝の気持ちを伝えていきたいと思っています。今シーズンの悔しい気持ちを忘れずに、霜田監督の下、ピッチで躍動するサッカーを見せていくので、スタジアムにたくさん応援しに来てください!皆さんの応援が僕たちの力になります。J1昇格には皆さんの応援が必要です。たくさんの勝利を一緒に掴みとり、山口イチバンをたくさん歌って踊りましょう!来シーズンもレノファ山口の高木大輔をよろしくお願いします!」

 現在23歳の高木は東京Vの下部組織出身で、2013年にトップチームへ昇格し、プロキャリアをスタートさせた。山口に期限付き移籍した今季は、2018明治安田生命J2リーグで38試合出場2得点、第98回天皇杯全日本サッカー選手権大会で2試合出場2得点を記録し、公式戦10ゴールをマークした。父親の高木豊氏は元プロ野球選手。3兄弟の末っ子で、長男のFW高木俊幸はセレッソ大阪、次男の高木善朗はアルビレックス新潟でプレーしている。

サッカーキング

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