7戦連続スタメンの遠藤航、評価が急上昇中!クロップ監督からも厚い信頼「もう1人のMOMはエンドウだ」

2023年12月27日(水)20時32分 ココカラネクスト

チームに上手く順応した遠藤が評価を高め続けている(C)Getty Images

 リバプールの遠藤航は現地時間12月26日(日本時間27日)に行われたプレミアリーグ第19節、バーンリー戦で先発出場し、2-0での勝利に貢献した。この日も試合終了までプレーした遠藤はリーグ戦、3試合連続でフル出場となった。

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 敵地でのゲームとなったリバプールは、19位と下位に沈むバーンリーに対し、前半6分にFWダルウィン・ヌニェスのゴールで先制。リーグ戦3試合ぶりの白星を目指しその後も試合を優位に進めた。中盤で積極的にボールに絡み、スペースを埋める役割を忠実にこなす遠藤は、前半40分には左足でゴールを狙うなど、得点への意識の高さもみせていた。

 そして、最終盤での追加点も遠藤が起点となっている。試合終了間際となる後半45分、センターライン付近でのこぼれ球に対し、遠藤が反応、味方にボールを渡すとそこからパスをつなぎ、最後はディオゴ・ジョッタが押し込んだ。遠藤の中盤での素早い出足から、試合を決める2点目が生まれる形となった。

 リバプールはこの勝利で3試合ぶりの白星でアーセナルに替わり、暫定首位の座についた。遠藤は公式戦、7試合連続でスタメンに名を連ねており、チーム内での存在感も増す一方だ。

 現地メディアでは、チームの好調を後押しする背番号3のプレーを称えながら、ユルゲン・クロップ監督のコメントなどもフォーカスしている。

 リバプールの情報を発信する『This Is Anfield』はバーンリー戦勝利を報じるトピックの中で、指揮官が遠藤に対し、「今のところ、私は彼に本当に満足している。今のところ、彼のことを本当にうれしく思っている」と述べたとして、手放しで喜んだと伝えている。

 さらに、「アジアカップに行ってしまうのはちょっと残念だ」「とても重要な選手だが、1月は彼なしでプレーしなければならない」など、来年のアジアカップでクラブを離れることについての心境も吐露。他にも「マン・オブ・ザ・マッチはビルギル・ファン・ダイクだ。もう1人、ワタル・エンドウも選ばれていたかもしれない」と絶賛していたという。

 同メディアからも、「7試合連続の先発出場を果たしたエンドウは、タッチ数が全選手中4番目に多く(92回)、6回の空中戦のうち4回に勝利し、2度のチャンスを演出した」とプレーを高く評価している。

 チーム全体からの信頼も寄せられている遠藤。シーズン半ばを迎え上位を走るリバプールの一員として、自身のポテンシャルを存分に発揮し続けている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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