携帯電話で“立ち会った”選手も! 2021年に子どもが誕生したプレミアリーグの選手たち

2021年12月27日(月)17時27分 サッカーキング

2021年に子どもが誕生した選手たち [写真]=Getty Images

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 2021年も残すところあとわずかとなった。新型コロナウイルスは未だ収束せず、世界中で多くの人々が鬱屈とした思いを抱えているのではないだろうか。そんな世の中において明るい話題と言えば、新しい命の誕生だろう。

 今年も多くの選手がソーシャルメディア等を通じて、パパになったことを報告している。そこで今回は、2021年に子どもが誕生したプレミアリーグの選手たちを紹介する。

■ルベン・ネヴェス(ウルヴァーハンプトン)

 妻の出産に“リモート”で立ち会ったのはウルヴァーハンプトンのポルトガル代表MFルベン・ネヴェスだ。しかも感動の第三子誕生を見届けた場所は、遠征先から帰るバスの中だったという。アウェイでクリスタル・パレスと戦った1月30日。ロンドンからウェストミッドランズに戻る間、ポルトガルで出産する妻をビデオ通話アプリ『FaceTime』で励まし続けたというネヴェス。2月2日アーセナル戦では同点に追いつくPKを決め、“おしゃぶり”セレブレーションを披露した。帰国して妻の出産に立ち会うことを望んでいたというネヴェスだが、コロナ禍の規制により願いは叶わず。しかしテクノロジーのおかげで、息子のマテオくんとは生まれた直後に“リモート対面”することができた。

■ディオゴ・ジョッタ(リヴァプール)

 今季は開幕から好調を維持するリヴァプールのポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタ。ここまでプレミアリーグで10得点は、チームメイトのモハメド・サラーに次いで得点ランク2位の成績だ。2月に誕生した第一子の存在が、エネルギー源になっているのかもしれない。「ディニス」と名付けた息子の誕生後、ツイッターで「これで僕たちは3人。永遠に一緒。君を誇りに思う」とパートナーであるルテ・カルドーゾさんに愛のメッセージを送ったジョッタ。学生時代に知り合ったルテさんとは、16歳の時から交際していたそうだ。

■ダビド・デ・ヘア(マンチェスター・U)

 隔離期間が強いられることを受け入れた上でスペインに帰国し、パートナーであり、人気歌手のエドゥルネさんの出産に立ち会うことを選択したダビド・デ・ヘア。3月4日に「新たなレッド・デヴィルが家族に加わりました」と綴り、第一子となる女の子が誕生したことをソーシャルメディアで報告した。自身の不在中にゴールを守ったディーン・ヘンダーソンから正GKの座を奪回できないまま昨季を終えたデ・ヘアだが、今シーズンは開幕から好パフォーマンスを継続。愛娘ヤナイちゃんの存在が力になっているのは間違いないだろう。クリスマスにはファンに向けたメッセージとともに、「私の初めてのクリスマス」という言葉の入ったシャツを着たヤナイちゃんの愛らしい写真も公開している。

■グラニト・ジャカ(アーセナル)

 アーセナルのスイス代表MFグラニト・ジャカには、4月24日に第二子となる女の子が誕生した。ボルシアMGに所属していた頃に交際を始めたレオニータ・レカイさんと、2017年に結婚したジャカ。その2年後に生まれた長女アヤナちゃんには、妹が出来たことになる。次女ラネヤちゃんの誕生を、ジャカはインスタグラムで「我が家の美しいお姫様が1人ではなく2人になった」と喜びいっぱいに報告していた。

■アリソン(リヴァプール) 

 今年2月に最愛の父を水難事故で亡くしたアリソンはその3カ月後、新しい命が家族に加わったことを報告した。5月に妻ナタリアさん、そして生まれたばかりの赤ちゃんとのスリーショットをインスタグラムに投稿したアリソン。第三子となる男の子は「ラファエウ」と名付けられた。ナタリアさんは医師資格を持ち小児科医としての勤務経験もある才女。アリソンとは2015年に結婚し、2017年には長女ヘレナちゃん、2019年には長男マッテオくんを出産している。悲しみを乗り越え、3人の子を持つ父となった今季のアリソンは、ここまでプレミアリーグ9試合でクリーンシートを達成。ブラジル代表のチームメイトであるマンチェスター・Cのエデルソン(10)を僅差で追いかけている。

■アントニオ・リュディガー(チェルシー)

 マンチェスター・Cとチャンピンズリーグ(CL)決勝を戦った4日後の6月2日、チェルシーのドイツ代表DFアントニオ・リュディガーが第二子の誕生を報告した。その名は「Aaliyah Trophy(アリーヤ・トロフィー)」!生まれたばかりの赤ちゃんを抱っこする自身の写真と共に、「アリーヤ・トロフィー・リュディガーは私にとって最大の“トロフィー”。2人の子どもの父親になり誇らしい」というメッセージをインスタグラムに投稿したリュディガー。直後に参加したEURO2020でドイツ代表は残念ながらベスト16で敗退したが、CL、そして我が子という2つのトロフィーを手にした2021年は、リュディガーにとって素晴らしい1年だったはずだ。

■エディンソン・カバーニ(マンチェスター・U)

 パリ・サンジェルマンを退団後、昨年10月にマンチェスター・Uと契約したウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ。加入からわずか5カ月後に同選手が南米に戻りたがっているという報道がメディアを賑わせたが、その背景にはパートナーが出産間近という事情もあったようだ。最終的に5月にマンチェスター・Uとの契約を1年延長したカバーニは、6月にホセリン・ブルガルトさんとの間に、「シルベストレ」と名付けた息子が誕生したことを報告。2人には2年前にインディアちゃんという娘も誕生している。なお、前妻との間に2人の息子もいるカバーニにとって、シルベストルくんは4人目の実子になるという。現在は負傷で戦列を離れているカバーニだが、退団を希望していると見られており、1月を前に移籍報道が過熱してきている。

■エミリアーノ・マルティネス(アストン・ヴィラ)

 コパ・アメリカ2021でアルゼンチン代表を優勝に導いたGKエミリアーノ・マルティネス。学生時代から付き合っていたマルディーニャさんとの間に第二子となる女の子が誕生したのは、大会が行われている最中の6月30日。予定日から計算して、立ち会えないことは覚悟していたそうだ。昨年の夏にアーセナルからアストン・ヴィラに移籍したマルティネス。10年所属したアーセナルではプレミアリーグで15試合しかピッチに立つことができなかったが、アストン・ヴィラではこれまで全56試合中55試合にフル出場。コパ・アメリカ以降は、アルゼンチン代表でも正GKの座を獲得し、公私ともに充実した日々を過ごしている。

■フィル・フォーデン(マンチェスター・C)

 フィル・フォーデンは二児の父である自覚が少し足りないかもしれない? 新型コロナウイルスの感染が再拡大している中、14日リーズ戦で7−0の大勝を収めた後にチームメイトのジャック・グリーリッシュとナイトクラブを訪れていたことが報じられ、ジョゼップ・グアルディオラ監督の怒りを買ったフォーデン。イングランド代表デビューを果たした昨年9月に滞在先のアイスランドのホテルに女性を招き入れ、プロトコル違反でチームを追放された反省を生かせなかったようだ。幼馴染のレベッカ・クックさんとの間にもうすぐ3歳となる息子ロニーくんがいるフォーデン。この夏には第二子が誕生したことも明らかになっている。

■ジェームズ・マディソン(レスター)

 4月に子ども用のレスターのユニフォームとエコー写真の画像と共に、パートナーの妊娠を明らかにしていたジェームズ・マディソン。EURO2020のイングランド代表メンバーから落選し、夏の休暇中にはイビサで美女軍団と戯れている姿が報じられていたが、その直後に父となっていた。モデルとして活動するガールフレンドのケネディ・アレクサさんとの間に男の子が誕生したのは7月31日。「レオ・クルーズ」と名付けたことをインスタグラムで発表している。レスターは現在プレミアリーグで10位に沈んでいるが、マディソンは最近5試合で4得点と好調。息子の為にもチームを上位に浮上させ、代表復帰も目指したいところだ。

■オレクサンドル・ジンチェンコ(マンチェスター・C)

 オレクサンドル・ジンチェンコもネヴェスと同様に『FaceTime』で第一子の誕生を見守ったそうだ。ジャーナリストでもあるジンチェンコの超美人妻、ヴラダ・セダンさんが第一子を出産したのは8月1日のこと。ウクライナ代表としてEURO2020を準々決勝まで戦い、短いオフを挟んでプレシーズンに合流していたジンチェンコは“遠隔”で出産に立ち会い、我が子の誕生に感動の涙を流したという。1年前に結婚したヴラダさんとの間に生まれたエヴァちゃんを、ジンチェンコが溺愛していることはインスタグラムを見れば一目瞭然だ。

■アレックス・オックスレイド・チェンバレン(リヴァプール)

 イギリスの人気ガールズグループ『リトル・ミックス』のペリー・エドワーズさんが8月21日に第一子となる男の子を出産。パートナーであるリヴァプールのMFアレックス・オックスレイド・チェンバレンは同日行われたプレミアリーグのバーンリー戦を欠場していた。2016年からデートを重ね、人気者同士でありながら、隠すことなくオープンな交際を続けてきた2人。エドワーズさんは9月に入り、インスタグラムに“おくるみ”に包まれた息子の写真を公開。「あなたを愛して2週間。このような愛を感じたのは初めて! アクセル・オクスレイド・チェンバレン」と綴り、愛息に「アクセル」と命名したことを明らかにしている。

■アンドレ・グレイ(QPR ※ワトフォードから期限付き移籍中)

 現在はワトフォードからチャンピオンシップのQPRへ移籍中のアンドレ・グレイ。本来であれば今回のリストの対象外だが、パートナーが『リトル・ミックス』のリー・アン・ピノックさんとなれば触れないわけにはいかないだろう。オックスレイド・チェンバレンの彼女であり、同グループのメンバーであるエドワーズさんが第一子の誕生を報告した翌日に、8月16日に双子を出産していたことを発表したピノックさん。ソーシャルメディアで「1つの奇跡をお願いしたら、2つの奇跡が与えられた」と双子の母親となったことを報告。エドワーズさんはこれに、「最高に嬉しい。あなたを愛している」と返信した。なお今月3日、『リトル・ミックス』は来年のツアーを最後に、活動を休止することを発表している。

■オリー・ワトキンス(アストン・ヴィラ)

 ブレントフォードに所属していた2019−20シーズンに、チャンピオンシップで25得点とゴールを量産し、2020年夏にアストン・ヴィラへ移籍を果たしたオリー・ワトキンス。世代別代表は一度も経験していなかった同選手だが、A代表デビューとなった今年3月のワールドカップ予選サン・マリノ戦でゴールもマーク。EURO2020では最終メンバーに残れなかったものの、候補選手として事前キャンプに参加し、貴重な経験を積んだ。9月にはパートナーのエリー・オルダーソンさんとの間に第一子となる女の子が誕生。「アマラ・メイ」と命名したという。ワトキンスにとって、2021年は人生で最も幸せな一年だったに違いない。

■ダニエル・ジェームズ(リーズ)

 ダニエル・ジェームズはパパとなった数時間後に公式戦で120分プレーをするという快挙を成し遂げた。今季マンチェスター・Uからリーズに完全移籍を果たしたD・ジェームズ。第一子となる男の子が誕生したのは9月21日の正午過ぎのこと。同日夜に、アウェイでリーグ・カップ3回戦のフラム戦を控えていたD・ジェイムズは、パートナーのリア・ヒューズさんの出産をマンチェスターで見届けた後、ヘリコプターでロンドンに移動。7時45分キックオフの試合に延長を含めた120分にフル出場し、PK戦の末に勝利を収めている。

■ヴィクトル・リンデロフ(マンチェスター・U)

 マンチェスター・Uに所属するスウェーデン代表DFヴィクトル・リンデロフが10月9日のワールドカップ予選コソボ戦を欠場。その2日後、妻のマジャ・ネルソンさんが第二子を出産したことと、リンデロフが同12日ギリシャ戦に向けて代表チームに合流したことが、マンチェスター・Uとスウェーデン代表により発表された。インフルエンサーとしても活躍するマジャさんは、インスタグラムで「彼のパパにそっくり」だという息子の写真を公開している。マジャさんとは2018年に結婚し、2019年3月に長男を設けたリンデロフ。今月11日のノリッジ戦で息苦しさにより途中交代を強いられて以降、戦列を離れていたが、27日ニューカッスル戦の遠征メンバー入りを果たしたと地元紙『Manchester Evening News』が伝えている。

(記事/Footmedia)

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