【2023年買って良かったもの】フードライター5人が選んだ2023年に買った優秀グルメ＆グッズ8選【前編】

食楽web

●2023年、『食楽web』のフードライターが買って良かったものとは？　調理家電やグッズ、調味料など、今年も活躍する「優秀グルメ＆グッズ」8選をご紹介！

『食楽web』のグルメなフードライターたちは日頃から様々なおいしいもの、調理家電、便利なグッズを活用しています。

　その中で5人のライターが選んだ意外な優秀グルメ＆グッズ8選とは？　今年も使えるものばかりなのでぜひ、参考にしてみてください。

カレーが初日から“2日目のカレー”になる『STAUB』の魔法の鍋「ピコ・ココット」

　これまで調理器具にはあまり関心がなく、「鍋なんてどれを使っても同じでしょ」と思っていましたが、その価値観がガラリと変えてくれたのが、フランスの調理器具メーカー『STAUB（ストウブ）』の名作「ピコ・ココット」です。

　ネット上で「自分が料理上手になったような気になれるほど、いつものメニューがレベルアップする」と評価されているのを見て思わず買ってしまった鋳物ホーロー鍋。評判の通り、煮込み料理が格段においしく調理できるんです。その秘密は、高い蓄熱性と蓋の裏の突起（ピコ）によって、素材本来の旨みを含んだ蒸気が鍋の中に対流することにあるそう。

　もっとも驚いたのが、野菜の水分だけで作る「無水カレー」。カレーといえば、作った翌日の“2日目のカレー”が一番おいしいものですが、初日から2日目のカレーのようなコクが味わえるんです！　そのほか、ポタージュスープや豚汁などもおいしく作れますし、お米を炊くとほんのりと甘くておこげが香ばしいごはんが出来上がりますよ。（藤間 紗花）

唐辛子の旨みが料理を格上に！ 台湾調味料「ガーリックラージャン 蒜蓉辣椒醤」

　今年仕事で台湾へ行っていた姉が、何気なくお土産に贈ってくれた調味料「ガーリックラージャン 蒜蓉辣椒醤」。唐辛子とにんにくをオイル漬けにしたものなのですが、これが驚きのおいしさであっという間に使い切ってしまい、ネットでお取り寄せしてリピートしました。

　唐辛子オイルというと酸味の強いものが多いイメージがありますが、こちらはあまり酸味がなく、唐辛子の旨味とヒリリとした辛味、そしてにんにくの香りがギュッと濃縮されたような味わい。台湾料理や中華料理はもちろんのこと、パスタなどの洋食や、豚汁などの和食でも活躍してくれるんです。これからの季節は、鍋物の味変にも重宝しそう！（藤間 紗花）

ニトリ 毎日とりかえキッチンスポンジ

　今年の初めにSNSで見つけてからずっと使い続けているキッチングッズです。今までは月に1回交換していましたが、これならスポンジを変えた途端に、カレーやトマト煮といった色が付きやすい料理を作ってしまっても問題なし。食器を洗ったあとにシンクやコンロを掃除してから捨てることで、いつでも清潔な状態でスポンジが使えます。（安達春香）

Standard Products 檜まな板

　ダイソーの新業態『Standard Products』で購入した「檜まな板」。食材を切るときの「とんとん」というやさしい音と、檜の香りに癒されながら料理ができます。ほかのお店のものと比べて軽いため扱いやすく、値段も1100円と手頃なので、汚れたら気軽に買い替えられるところも魅力です。（安達春香）

カルディの「えび油」

　年間300回以上カルディに通う筆者が今年一番買ってよかったのが「えび油」。甘えびの水揚げ量日本一を誇る北海道羽幌産甘えびの凝縮エキスに、細かく刻んだガーリック、オニオン、アーモンドなどを合わせた油で、とにかく海老の風味がスゴイ！　餃子のタレに混ぜたり、ご飯にかけたり、チャーハンに混ぜたり、使い方は無限で、かけるだけでいつもの料理が格上げされます。1年を通して全国のカルディで品切れが続いた大ヒット商品です。（佐々木 舞）

白バラ牛乳を使った「牛乳屋さんのおいしいトマトクリームシチュールウ」

　中部地方や関西で人気の鳥取県産生乳を100％使用した成分無調整牛乳「白バラ牛乳」が使われたシチューの素「牛乳屋さんのおいしいトマトクリームシチュールウ」。まるで生クリームを使ったかのような濃厚なシチューが作れます。まろやかで濃厚ですがトマトの風味と酸味で後味はすっきり。粉末タイプですぐに溶けるのも嬉しい。たまたま買ったのですが、美味しすぎて追加で買い足し、この冬はずっとストックしています。これを食べたら普通のシチュールウには戻れません。ちなみに、レモンバージョンもあります。（佐々木 舞）

飯能と越生の堺にある顔振峠『平九郎茶屋』の日本酒「平九郎」

　顔振峠（かおあぶりとうげ）の『平九郎茶屋』は、明治維新の飯能戦争で、渋沢平九郎が敗走中に立ち寄った場所でもあります。大河ドラマ「青天を衝け」でも平九郎が登場し話題となりました。ハイキングで訪れた顔振峠の『平九郎茶屋』でそばを食べ、「平九郎」と名の付く日本酒を記念に購入しました。すっきりとした辛口の日本酒で飲みやすく、酒好きのお土産にもぴったり。（乃々）

ダニエルのカヌレ

　大阪旅行で出会った、ほっぺたが落ちそうになるダニエルの「カヌレ」。芳醇なバターの香りと、とろけるような食感に心を奪われました。そのおいしさに感動し、思わず次の日に家族へのお土産用として買い足したほど。 店頭には常に行列ができ、週末の午後には売り切れとなっていました。 1つ140円とお手頃価格なので、手土産にもぴったりです！（栗原夏菜子）