2021年に編集者が本当に愛用したダイソーの超便利キッチングッズBEST5

2022年1月2日(日)10時49分 食楽web


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 何かと重宝する100円ショップのダイソー。今年も我が家ではダイソーで見つけたアイデアキッチングッズが大活躍しました。そこで、この1年を振り返って、ダイソーフリークの筆者がその使い勝手の良さに感動し、年が変わっても愛用し続けている商品を厳選して5つご紹介します。

食材クズを瞬時にポイ! 「キッチン用ゴミ箱スクエア」


「キッチン用ゴミ箱スクエア」330円

 野菜や肉など食材の下処理中、次々に出てくる食材クズ。まな板にのっていると、ホントに邪魔ですよね。そこで、適当なところで三角コーナーに捨てたり、シンクにどんどん落として、最後にまとめてかき集めたり。これがけっこう、面倒かつストレスフルな作業なんです。そんな食材クズの手間を一手に解決してくれるのが、ダイソーの「キッチン用ゴミ箱スクエア」(300円)。

 これ、キッチン扉や引き出しにひっかけるだけのポケットのようなゴミ箱なんです。まな板で食材をカットしたそばから、食材クズをじゃんじゃんキャッチしてくれます。


「ゴミ箱スクエア」は折りたたみ式なので、使用時以外はペタッと畳んでおきます

 たとえば、シイタケの石づき部分を包丁で切ったとしましょう。あとは包丁でまな板の端っこに寄せて、そのまま「ゴミ箱スクエア」にザーっと落とします。なんという爽快さ! どんどん落として、まな板の上はスッキリ!


ゴミ箱スクエアにビニール袋をセットしておき、食材クズをまとめてゴミ箱へ

 このゴミ箱スクエアが我が家に来てから、正直、食材を切ることが楽しくなりました。つまり、野菜や肉を切る煩わしさの大半は、この食材クズを集めと捨てるひと手間だったのかもしれません。クズを瞬間的に落とせるようになった今、ストレスがかなり軽減されて超快適なんです。

顆粒ダシやゴマの取り出しが便利な「袋キャップ スリム」


「袋キャップ スリム」110円

 顆粒ダシやゴマ、塩などの袋入りの食材や調味料。料理していると、しょっちゅう使いますよね。専用容器に移し替える丁寧な人もいるかもしれませんが、袋のまま保存し、袋から使っている人も意外と多いんじゃないでしょうか。

 例えば、ダシを使うとき、袋に計量スプーンを突っ込んで使うのは不衛生。かといって袋を持って計量スプーンに注ごうとすると、手元が狂って飛び散ってしまう。「やっちゃった…」と、掃除機を出したり雑巾で拭いたりと、時間と手間だけが増えていきます。

 しかし、ダイソーの「袋キャップ スリム」を購入してからというもの、そんな飛び散りがなくてノンストレス。画像をご覧ください。開封した袋にこの商品を装着するだけで、袋のまま注ぐことができるんです。


顆粒だしもこのように5gずつ出すことができます

 それだけではありません。実は注ぎ口についているキャップは小さじ1(約5g)の計量カップになっているのです。なんときめ細やかな設計! ダイソーの商品は、このように“料理する人の気持ちをよくわかっている!”と思わせられるものが多いですが、この「袋キャップ スリム」も“料理人の助手”と呼びたいくらいの、超優秀な助っ人商品なのです。

 ちなみにこの「袋キャップ スリム」は、幅10cmまでの袋サイズのもので使用可能です。また、ジッパー付きの袋食品でも、ジップ部分より下をハサミでカットすればこれをセットして使えます。

 そして、装着すれば二度と大きく袋を開けることがないので、湿気ってしまう心配もありません。我が家では、和・洋・中などの複数のダシには、すべてにこのキャップを装着して活用しています。

スナックや乾き物を一瞬で密封! 差し込み式「スライドジッパー」


「スライドジッパー」はサイズが16cmと20cmの2種類があり各110円(2本入り)

 先ほど紹介した「袋キャップ スリム」と似た商品なのですが、こちらは差し込むだけで袋の商品を簡単密封できる棒状のタイプです。

 我が家には飲兵衛が多いので、ナッツやドライフルーツ、柿の種といった酒のつまみの袋菓子を常備しているんですが、これまでは輪ゴムやテープなどで適当に留めておいて、気づくと湿気ってしまっている…なんて事故がたびたびありました。しかし、この「スライドジッパー」と出会ってから、乾き物のつまみがほぼ不死身に。


袋の先端を追ってスライドジッパーで閉じるだけ

 使い方も簡単。開封した袋の上部を折り曲げ、その隙間にスライドジッパーをスーッと差し込むだけです。これなら酔っ払っていても大丈夫。スナックの袋にさっと封ができ、明日も明後日も美味しさそのままポリポリできるのです。


最初見た時は、どう使うのかまったくわからないただの棒でしたが、使ってみると感動モノの魔法の棒でした

 このスライドジッパー、どういう構造かというと、黒い棒とそれを覆う白い棒の隙間を利用して袋を閉じているんです。このアイデア、すごくないですか? しかもスーッと袋が閉じたときの快感。これを考えた人を、筆者は心から尊敬しています。

野菜を自由自在にカットできる「収納できるグレーター」


「収納できるグレーター」400円

 続いてご紹介するのは、野菜を瞬時に美しくカットしてくれる「収納できるグレーター」(400円)です。

(1)太切り、(2)おろし、(3)細切り、(4)スライスといった4つのスライサーが1つになっていて、さらに受け皿・ボウル・フタ・食材を固定するホルダーまで付いている、まさに多機能型の万能グレーターなんです。


野菜のさまざまなカットをプロ並みに仕上げるグレーター

 これを使い始めてから、包丁の出番がかなり減りました。このグレーターがストレスなく野菜を均等にカットしてくれるからです。そして、野菜のカットの仕方によって、食感が繊細になり、美味しさまで変わることにも気づきました。

 たとえば、このグレーターでニンジンを「細切り」にしたら、プロ顔負けのふんわりしたニンジンの細切りが完成します。


グレーターでニンジンを細切りに

 サラダにして食べたら、口当たりの良さやドレッシングの絡み具合がよく、包丁で苦心して細切りにしたニンジンサラダの何倍も美味しく感じました。やはり、カットの具合というのは味にも大きく影響するんですね。

 ちなみに、細切りだけでなく、太切りやスライス、おろしなども簡単にできて大満足。とても400円とは思えない多機能ぶりで、これもまた生活に欠かせない“優秀な助手”と言っても過言ではない逸品です。

交換がスムーズすぎる「ロール巻きゴミ袋」


「ゴミ袋ペール用20L ロール巻き」(110円)。ただのゴミ袋のようですが…

 最後に、ゴミ袋です。ゴミ袋になんか便利な機能なんてあるの? と思うかもしれませんが、日々、ゴミ袋がたまり、そのゴミ袋を抱えてゴミ集積場に持っていく。そしてゴミ箱に新しいゴミ袋を装着する…という、日常的に繰り返しているこの行為、よくよく考えたら、かなり面倒じゃありませんか?

 この交換作業を少しでも軽減すべく、筆者は今年になって、ダイソーの「ゴミ袋ペール用20Lロール巻き」を購入するようになりました。このゴミ袋の最大のポイントは“ロール巻き”という点なのです。


ロール巻きはミシン目で1つずつに分かれる設計です

 ロール巻きゴミ袋は、丸ごとゴミ箱の中に放り込んで使います。これがちょっとした交換作業の手間を軽減させてくれるのです。どういうことか、具体的に説明していきましょう。


最初にロール巻きのゴミ袋ごとゴミ箱へ入れてしまいます

 放り込んだゴミ袋は切り離さず、そのままで、一番先端の部分のゴミ袋だけを広げます。そのゴミ袋がゴミでいっぱいになったら、使用した部分だけ切り離します。


ロールごとゴミ箱に入れ、1番上の袋だけを広げて使います

 そして、次回からは、下のゴミ袋を広げて使います。つまりゴミ袋を収納場所から取り出して交換する必要がなく、その場でスムーズ交換できるのです。え、それだけ? と思うなかれ。筆者が無精な人間なのは認めますが、日々たくさんの家事をこなす中で、ゴミ袋交換のストレスから解放されるのは、めちゃくちゃありがたいのです。

・・・・・

 というわけで、2021年に買ったダイソーの商品は、日常生活のちょっとした不便を改善してくれたり、時短を叶えてくれる優秀なものばかりでした。もちろん、今回、紹介しきれなかったグッズもたくさんあります。皆さんもぜひ、ダイソーの便利すぎるキッチングッズを使ってみてください。目からウロコが何枚も落ちると思いますよ。

(撮影・文◎土原亜子)

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