文科省予算案、H30年度は5兆3,093億円…幼児教育無償化など

2018年1月5日(金)16時30分 リセマム

文部科学関係予算のポイント

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平成30年度予算政府案が平成29年12月24日に閣議決定された。文部科学関係予算案は5兆3,093億円で、29年度と比べ4億円減少した。幼児教育無償化に向けた取組みの段階的推進や、教育の情報化の推進などに充てる。

 平成30年度の文部科学関係予算案は5兆3,093億円で、このうち文教関係予算が4兆405億円(前年度比23億円減)、スポーツ関係予算が340億円(同6億円増)、文化芸術関係予算が1,077億円(同35億円増)、科学技術予算が9,626億円(同5億円増)。

 文教関係予算として、国立大学法人の基盤的経費の充実に1兆971億円(前年同)、幼児教育無償化に向けた取組みの段階的推進に330億円(前年度比21億円増、子ども・子育て支援新制度への移行分を含む)、いじめ・不登校対応等の推進に64億円(同3億円増)、教育の情報化の推進に7億円(同1億円増)、道徳教育の充実に35億円(16億円増)などを計上し、「教育再生」を実現するための施策を推進する。

 教育の情報化の推進では、新学習指導要領における「情報活用能力」の育成、特に小学校におけるプログラミング教育の円滑な実施に向けた取組みを推進する。内訳は次世代の教育情報化推進事業が1億円(同0.6億円増)、遠隔教育システムの導入実証研究事業が1億円(新規)など。

 新規では、国立大学経営改革促進事業に40億円、卓越大学院プログラムに56億円を計上した。

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